伊勢志摩百物語~知られざる小さな滝を訪ねて~
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- 8 - 白瀧大明神がまします山は伊勢志摩国立公園に含まれ、山全体がご神体・ご神域として地元の方々をはじめ多くの人々の信仰を受けています。山一体が白瀧さんそのものなので、白瀧さんをお祀りするご社殿はありません。これは奈良県の大神神社などにも見られる特徴で、古い信仰の形態をそのまま残していると言われます。 白瀧さんは神話に登場する神さまに当てるなら大おお山やま津つ見みの神かみ系統の信仰であるようですが、地元の人々は「白瀧大明神」、さらに親しみを込めて「白瀧さん」と呼びます。白瀧さんは白瀧大明神奉賛会の方々によって鄭重に守られていて、参拝に訪れた人を温かく迎え入れてくれます。 近年では、「運命の人と愛をはぐくむ」場として人気で、遠方の若い人が訪れることも多いのだとか。それは次のような逸話にちなみます。 江戸の末頃、里さ登とという女性が鳥羽の「禊みそぎ」は神話の時代からつづく伝統行事。鳥羽の修行場、白瀧さんには、滝行を受けに来る人が絶えません。4.船津の白瀧大明神 (鳥羽市船津町)白瀧さんの名の由来の滝Shirataki-daimyojin in Funatsu-cho(Toba city)"Misogi" is a traditional rite since the mythical era. ”Shirataki-san”, a place for spiritual-exercise in Toba, attracts many people to try the “Misogi-spiritual-exercise”.

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