- 29 - 今年度を以て(平成31年3月)大学院修士課程を修了し、伊勢を離れ神職になります。『伊勢志摩百物語』の弥栄を御祈念申し上げます。次号が出た暁には、それを片手に伊勢志摩を巡るのが今から楽しみです。 (大学院文学研究科博士前期課程国文学専攻2年 工藤 超) 御塩浜は製塩時期を外れると、柵で囲われた四角いだけの砂地です。しかし、その成り立ちや意義、製塩工程を知ると、実は大変興味深いものです。お近くにお越しの際は、その悠久の歴史に思いを馳せてみてください。 (神道学科2年 朝倉 正樹) 皇學館大学生として、伊勢志摩百物語の神社港を制作できたことにとても嬉しく思います。私は静岡県出身の為、伊勢での生活はまだ半年たったばかりの新参者で、伊勢の地域について、何も知らない所から始めたこの活動はとても有意義でした。私たちの学び舎の地域について知り、神宮の御膝元の学生として恥じぬよう一人一人が地域について興味・関心を持ち社会貢献できる人材となることが大切であると思いました。(神道学科1年 堀江 翔太) 今も継承される伝統は、それをバトンリレーのように伝えてきた方達があってのものだと思います。そのような心に思いを馳せて、暮らしの中で目にする何気ないものにも、今後はよく目を向けていこうと思います。(神道学科2年 掛川 拓海) 今回のテーマが「浜」ということで浜辺の持つ「場」として性質についても考えさせられ、興味深く感じました。櫻井先生・田井先生やアイブレーンの方、編集を担当していただいた朝倉君には大変お世話になりました。ありがとうございます。(大学院文学研究科博士前期課程神道学専攻2年 新田 惠三) 今回、志島の市後浜を担当させていただきました。資料や文献を読むうちに浮かび上がるイメージと実際に現地に訪れ見たものの違いに驚き、現場にしかない様子を体感することが出来ました。この冊子を読んでくださった方々がここ伊勢志摩の自然や文化に興味を持っていただけましたら幸いです。(神道学科3年 河原 正知) この調査や執筆を通して、伊勢志摩を普段とは違う観点で捉え、自分が知らないその土地の魅力に気付くことができました。これを読んでいただいた方にも私が感じたことが少しでも伝われば幸いです。(国史学科1年 岩田 信太郎) この度の取材では、山海の懐に抱かれた渚の清らかな風致を感じました。そして奥志摩の秘境、相賀浦には土地を彩る様々な話が伝わっていることを知りました。多くのことを学ばせて頂いたことに、重ね重ね謝意を表します。(神道学科2年 臼杵 浩秀)(大学院文学研究科博士前期課程国史学専攻2年 武田 吉史)(大学院文学研究科博士前期課程神道学専攻2年 足立 涼)編集後記伊勢志摩百物語 ~渚・港を歩き憩う~発行日 : 平成31年3月25日編集・発行 : 皇學館大学伊勢志摩百物語編集委員会三重県伊勢市神田久志本町1704 櫻井研究室内 TEL0596-22-0201(代表)協力 : 皇學館大学・神宮司廳・(有)伊勢文化舎制作 : (株)アイブレーン※本冊子は皇學館大学「おかげキャンパスプロジェクト」の助成をうけて制作されたものです。※本冊子の写真、地図、記事の無断転載を禁じます。非売品
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