萼の会

萼の会について

本学では教育上、保護者との協力を重視し、開学当初から「父兄会」を組織しており、平成8年度から名称を改め「萼の会」となりました。
会員は文学部、教育学部、現代日本社会学部の学生の保護者です。大学の教育活動に協力し、その成果が一層向上するよう援助すること、また、併せて会員相互、教職員との交流を図り親睦を深めていくことを目的としています。何とぞ、皇學館大学萼の会活動にご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

事業概要

総会の開催

新年度の萼の会事業を審議・決定するために年1回(例年5月頃)に開催いたします。
会員の皆様には事前に開催案内を送付いたします。

地区別教育懇談会の開催

学業・学生生活・就職などについて、直接教職員から説明・報告を行います。また、会員相互のあるいは教職員との親睦を深め、情報交換の場としても利用いただいています。
8月下旬から9月上旬頃にかけて、全国各地の会場にて開催いたします。会員の皆様には事前に開催案内を送付いたします。

大学募金活動への協力

教育・研究施設設備の充実のために大学が実施する募金活動に賛同し、会員に向けての寄付の呼びかけに協力します。

主な事業

役員会などで審議しながら事業を行っています。

主な事業
  • 大学と会員との連絡
  • 学生の就職開拓に対する援助
  • 大学の施設拡充に対する援助
  • 学生の学修研究及び福利厚生に対する援助
  • その他必要と認められる事業

命名記

「皇學館大學父兄会」という名称は、昭和37年4月大学創立以来のものであったが、ここ数年来、父兄会の側から「父兄会」という名称の変更についての意見が寄せられるようになった。理由は種々ある模様であるが、皇學館大學父兄会の体質とイメージを髣髴たらしめ、将来の向上発展を期したいということであった。

それについて、永年親しまれてきた「父兄会」という名称は改める必要はないという反論も根強くあり、本年3月卒業生の父兄も含めた全父兄に対して、名称改変の要・不要のアンケートを行った。結果は、4年生では両者相半ばしているが、3年生以下では名称改変の要の率が低学年になるにつれて圧倒的に高くなっていた。これは4年間における、名称への馴れに対応するもので、その点から言えば、逆に改変の要はないとの解釈もできよう。しかし、現実はやはり改変の要の高率を率直に認めるべきだとの判断に達した。そして、新名称の案を広く父兄につのり、また大学の学長にも良き名称あらば提出されたしとの意見がまとまったのが本年の1月21日であった。

当時、私はたまたま『日本書紀』の注釈作業をしていた。巻17継体天皇元年2月条に「趺萼(ふがく)」(古訓はミアナスヱ)とある。 これは「子孫」の意で、「萼(ふがく)」とも書くが、花のうてな(台)で、助け合って花を保護するもの意から、子孫の意となった。実は、「趺(ふ)」も「萼(がく)」も同じ意である。この「萼」の字は、年配の人なら識っているはずである。「がく」という日本語は、子供でも知っている。花を外から保護している緑色の、花の台(うてな)となっているものである。 私は、この「萼(がく)」の文字と意味に、大きな感動を覚えた。なぜなら、皇學館大學父兄会の体質とかイメージとかは、まさにこの「萼」のさまとこころを象徴するように思われたからである。父兄は花の萼のように子弟を保護し、その開花・結実を支えるもの、という意味あいで、私は「父兄会」改め「萼(がく)の会」と命名すればよいと考えた。

この「萼(がく)の会」の名称は、父兄会役員会の全員一致で推薦をうけ、本年5月26日の総会で満場の承認を得た。たまたま学長の任にある私の提案名称が認められたことは、私の生涯の最大の喜びとなるであろう。

(平成8年5月26日 西宮一民元学長命名)

皇學館大學父兄会

会則

(名称及び事務局)

第1条 本会は、皇學館大学萼の会と称し、事務局を皇學館大学学生支援部内に置く。

(目 的)

第2条 本会は、皇學館大学の教育活動に協力し、その成果が一層向上するよう援助することを目的とする。

(事 業)

第3条 本会は、前条の目的を達成するため、次の事業を行う。

  1. 大学と家庭との連絡
  2. 学生の勉学研究及び福利厚生、それらにかかわる施設設備の充実に対する援助
  3. 学生の就職に対する援助
  4. 前3号のほか目的達成に必要な事業

(会 員)

第4条 本会は、学部在学生の父母又は父母に準ずる者をもって組織する。

(役 員)

第5条

  1. 本会に次の役員を置く。
    1. 会長 1名
    2. 副会長 3名
    3. 会計監査 2名
    4. 幹事 若干名
  2. 会長、副会長及び会計監査は、総会において選出する。
  3. 幹事は、会長が委嘱する。
  4. 役員の任期は、1年とする。ただし、再任を妨げない。

(役員の職務)

第6条

  1. 会長は、会務を統理し、本会を代表する。
  2. 副会長は、会長を補佐し、会長に事故あるときは代行する。
  3. 会計監査は、会計を監査する。
  4. 幹事は、会則に定める事項を審議する。

(顧問と参与)

第7条

  1. 本会に顧問及び参与を置く。
  2. 顧問は、学校法人皇學館理事長及び常務理事並びに学長、各学部長、学生部長、事務局長、学生支援部長、学生支援部学生担当課長をもってあてる。
  3. 参与は、専任教員をもってあてる。

(会 議)

第8条 本会の会議は、総会及び役員会とし、会長が招集する。

(総 会)

第9条

  1. 総会は、年1回皇學館大学において開催する。ただし、必要と認めたときは、臨時に開催することができる。
  2. 議長は、総会において選出する。
  3. 総会は、次の事項を審議する。
    1. 会則の改廃に関する事項
    2. 予算、決算に関する事項
    3. 事業報告に関する事項
    4. その他会長が必要と認めた事項
  4. 総会は、出席者の過半数をもって決し、可否同数のときは議長の決するところによる。

(役員会)

第10条

  1. 役員会は、毎年5月、1月、その他必要に応じて開催する。
  2. 議長は会長とし、会長に事故あるときは副会長が代行する。
  3. 役員会においては、総会に諮るべき下記の事項について審議する。
    1. 会則の改廃に関する事項
    2. 予算、決算に関する事項
    3. 事業報告に関する事項
    4. その他会長が必要と認めた事項
  4. この会則に定めるもののほか、必要な事項については、役員会で定め、総会に報告する。

(会 費)

第11条

  1. 本会の経費は、会費、寄附金及びその他の収入をもってあてる。
  2. 会費として、会員は年額16,000円を納付する。

(会計年度)

第12条 本会の会計年度は、毎年4月1日に始まり、翌年3月31日に終る。

(会則の改廃)

第13条 本会則の改廃は、役員会の決議を経て総会で決する。

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