当日は、岡田委員長による総合司会のもと進められた。午前九時より開会、はじめに清水潔会長より挨拶があり、学会の歩みと現状が述べられた。引き続いて四名による研究発表(1.山口剛史氏「大嘗祭と摂関家」 < 座長・加茂正典委員 > 、2.前田雅代氏「六家集における並列表現」 < 座長・松下道信委員 > 、3.久野潤氏「第一次近衛内閣期における「東亜協同体」論─蝋山政道を中心に」 < 座長・上野秀治委員 > 、昼食を挟んで、4.松村謙一氏「多文化共生社会に向けての社会科教育に関する一考察」 < 座長・中村哲夫委員 > 。本誌前号に発表要旨掲載)。いずれも若い研究者や学究による意欲的な発表であり、また質疑応答も活発に行われた。 |