記念講演終了後には総会が開催され、千枝大志委員を議長に選出し、平成22年度決算・平成23年度予算等について審議が行なわれた。来年度以降の会計状況や人文學會の今後の事業について担当委員より説明され、特段の異議なく原案通り了承された。
昼食をはさんで午後一時からは研究発表となり、以下の4報告が続いた。
亀山 泰司 日本書紀における「天照大神」の偏在について
―日本書紀α群における「天照大神」の不在について―/座長・斎藤 平
近藤左知子 大化前代の皇位継承―后妃の序列を中心に― /座長・堀井純二
児玉 友春 近代主義の敗北としての三・一一 /座長・岡田 登
松下 道信 『還丹秘訣養赤子神方』と『抱一函三秘訣』について
―全真教と内丹諸流派の融合の一例として― /座長・池田久代
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