平日は大学生。週末はプロのマジシャン。
祖父と父が趣味で楽しんでいたマジック。
わたしが始めたのは、3歳ぐらい。
小学校6年生のとき、ジュニアの大会で一位になって、
「これを仕事にしていきたい」と思ったことを覚えてる。
月曜から木曜まで授業をしっかり受けて、
金曜からの週末はプロマジックチームの一員として、
日本全国や海外での公演へ!
一昨年には、国際大会で女性初の部門優勝を飾ったんです。
つながりが、つながりを生んでくれる。
世界のマジックを紹介する、
「マジシャンズ・ライブラリー」をつくるのが夢。
実現のために、いろいろなチャレンジをしています。
「ミス伊勢志摩」に応募したのも、そのひとつ。
地域の魅力を紹介する活動を通して企業や役所の方々と、
図書館総合展というイベントに参加して図書業界の人たちと、
つながって、話をして、いろいろなことを学んでる。
一つのつながりが、また新しいつながりを生んでくれるんです。
じっとしていられない!そんな毎日。
これからもマジックの魅力を伝えたいし、
いろいろな人と出会って、自分の視野も広げたい。
韓国や台湾では、大学に学科があるほど、
マジックが文化に溶け込んでいる。
日本も、そんなふうにしていけたらいいな。
いまは、その目標に向けて、すべてが「種蒔き」。
いつも楽しそうに走り回ってるわたしを見て、
「動いてないと死んじゃう魚みたい」と、
友達が笑っています。