TMKミライデザインプロジェクトとは?
人口減少、少子化が進む玉城町・下外城田地区で、
住民に地域課題を「自分ごと」として考えてもらい、
定住者やUターン者が増加する魅力ある街づくりをめざすプロジェクトです。
皇學館大学の学生たちは、各地区でワークショップを開催。
楽しみながら地域課題を理解できるロールプレイングゲームのアプリや、
地区模型づくり、町歩きで、大人も子どもも地元の魅力を再発見しています。
玉城町役場でのまちあるきワークショップ報告会
まちあるきW S報告
アプリデモ~ 体験
玉城町長もアプリを体験
みんなで記念撮影
プロジェクションマッピング実演
STUDENTS Meets!×地域の未来
文学部国史学科
3年
新田 舞華
現代日本社会学部
現代日本社会学科 2年
前田 菜美
ずっと住みたくなる、戻ってきたくなる町へ。
地域が再び元気になる「未来」を描きたい。
子どもたちと街歩きをしながら、「この道、自転車で走ってたな」と懐かしい気持ちに。神事が行われる史跡など、知らなかった名所も発見。嬉しい驚きもありました。
活動で大切にしたのは、意見交換や情報共有の場。みんなが集まれるように、リーダーシップをとることを意識していました。グループをまとめる力が磨かれたと思います。
もともとは企業への就職を考えていましたが、地元を活性化する仕事も選択肢のひとつに。ずっと住みたくなる、戻ってきたくなる。わたしが抱いた「懐かしさ」やほっとする気持ち、そしてこのプロジェクトでの経験は、そんな街づくりに活かせるんじゃないかと感じています。
ー 新田 舞華
子どもたちに楽しい思い出をつくってあげたい。
それが、地元を愛する気持ちにつながるから。
地元の歴史を話してくれた人々の嬉しそうな顔を見て、「土地を愛する気持ち自体が、地域の魅力になる」と感じました。
町歩きでは、ふだんは入場できないタンク山へ。高い場所から見晴らす地元は新鮮で、「僕の家、あのへんや!」と子どもたちは大喜び。空に向かって吹いたしゃぼん玉は、「楽しい思い出をつくってあげたい」というわたしたちのアイデア。ワークショップの運営は学生主体なので、「どうしたら喜んでもらえるか」を考えるうちに「企画力」が身につきました。
将来は、観光やおもてなしに関わる仕事をしてみたい。「観光は、その土地の地域資源を知ることから始まる」とこの活動で学びました。これからも、地域の隠された魅力をどんどん発掘していきます!
ー 前田 菜美