みんなの声を聞くには?
プロジェクト とは?
若者に地域行政への関心を持ってもらいたい。
伊勢市の課題や未来について、もっと知ってほしい。
そんな思いで、学生たちが市議会議員と一緒に考え、企画・運営した「聞こう!話そう!市議会議員~模擬意見交換会~」。
当日は、学内だけでなく、他大学や地域の人々など40名以上が参加。23名の議員と交流を深めました。
今後も「伊勢市民の声を市議会に届ける」をテーマにさまざまな活動を続けていきます。
STUDENTS Meets!×地域の行政
文学部国文学科
4年
北村 優佳
文学部国史学科
1年
若山 裕紀
伊勢の未来をつくるのは、わたしたち。
その最初の一歩を、踏み出すことができた。
「雲の上の人」。最初はそんなイメージ。でも、実際に会ってみると、市議会議員は地域のことを真剣に考える熱い人たちでした。
そこで、「もっと市議会と若者や地域の人々との距離を縮めたい」という思いでこのプロジェクトを企画。政策だけでなく、「自分を動物に例えると?」など議員の素顔がわかる内容も盛り込み、来場者から「親近感がわいた」「気軽に話せた」などの感想を聞けたのが嬉しかったです。
活動ではリーダーを務めましたが、企画が何度もボツになるなど、落ち込むことも。でも、いつも前向きにがんばってくれる後輩たちに勇気づけられました。メンバー一人ひとりの得意分野を見つけ、仕事を任せられた経験は、社会に出て人と向き合う仕事できっと役立つはずです。
「若い人たちと一緒に伊勢の未来をつくっていきたい」。
議員の方々から、そう言っていただきました。
就職先は海外ですが、外で違う景色を見て、新しい発見をして、将来は必ず戻ってきたい。わたしを育て、見守ってくれたこの土地に「恩返し」をするために。この活動は、その最初の一歩になったと感じています。
ー 北村 優佳
まずは、恐れずに行動する、体験する。
この活動は、そんな「勇気」をくれました。
政治に興味があったので、地元の議会の活動をもっと知りたいと参加しました。企画がなかなか決まらず、夏休みもみんなで集まって、朝ごはんと昼ごはん、おやつにアイスも食べながら、1日中ずっと話し合ったのも、いまではいい思い出。イベント当日には、政治に詳しくない人でも気軽に話せる雰囲気づくりをする議員の方々を見て、市議会がとても身近に感じられました。
学年を越えて触れ合えるのもCLLの魅力。4年生の先輩たちは、僕たちがチャレンジしやすい環境をつくり、見守ってくれました。
わからないことは、素直に聞く。
そのうちに、できることが増えていく。
この活動で、行動する、体験することの大切さを学びました。
まずは、やってみればいい。そんな勇気をもらったと思います。
将来の夢は、中学校の社会の先生。
地域のことを知り、考えていくことが、自分自身の毎日の生活も豊かにするということを伝えたい。勉強を教えるだけでなく、子どもたちと一緒に動き、見て、感じられる先生に。
そのためにも、このプロジェクトでできることが、まだまだたくさんありそうです。
ー 若山 裕紀