
ゼミ生たちは、卒業研究のテーマに関する情報やデータを収集・分析していく中で新たなことを発見し、それをまちづくりや商品開発、社会貢献につなげています。令和5年度のゼミ生が取り組んでいるのは、伊勢茶の普及をめざす「お茶Bottleプロジェクト」と、三重県産のウツボを活用する「ウツボで地産地消プロジェクト」。「お茶Bottleプロジェクト」では、ボトルの形状・パッケージデザイン・容量・ロット数の決定から、販路のリサーチ、価格設定、発注まで、シミュレーションと検討を重ねながら商品化を進めています。
「ウツボで地産地消プロジェクト」は、地産地消やSDGsの観点から、廃棄されている地元産のウツボの有効活用をめざすプロジェクト。地元企業とコラボして、ウツボを練り込んだあられ「うつぼ美人」の商品化と販売を実現しました。こうした活動を通してゼミ生たちが身に付けたのは、「前に踏み出す力(アクション)」「考え抜く力(シンキング)」「チームで働く力(チームワーク)」。地域活性化に貢献できる人間力を磨いています。

<教員からのメッセージ>
「人間力」を磨き、社会や地域をより良い方向に導ける人になってほしい。
多くの人と交流し、多くのことを経験することで、これまで思いつかなかった発想や視点に気づく。これもゼミで学ぶ魅力の一つです。ここで培ったものを生かし、社会や地域をより良い方向に導くことを期待しています。