ご挨拶大学概要
学長からのご挨拶
どのような状況にも
立ち向かえる力を身につけよう
皇學館大学は明治15年(1882)に開学し、日本の精神文化を大切にしてきました。令和4年(2022)には創立140周年、再興60年の佳節を迎えました。創立以来、「稽古照今」という学風を基盤とし、根幹にある神道の精神はゆるぐことなく継承されています。この間、日本は大きく発展し、社会そのものが目まぐるしい変革を繰り返してきました。本学はそのようななかにあって、神社界や教育界などを中心に、多くの人材を送り出してきました。
本学においては、求められている諸々の要請に応えるために、次の5つの柱を軸に教学改革を推し進めています。
- 建学の精神を活かした研究開発の推進と学士課程教育の質的転換と保証
- 地域振興の拠点となる大学の創造 ―地域貢献人材の育成
- 神職・教職を中心とした高等専門職業人と幅広い中核的職業人の育成
- 伊勢から世界を目指すグローバル人材の育成 ―日本文化発信能力の養成
- 行政・産業界など多様な主体や国内外の大学等と連携した教育研究の推進
今、大学教育に問われているのは、学修者が学修の成果を実感できる「学修者本位の教育」です。創立150周年に向けて策定された皇學館150教育研究ビジョンでは、主体的に考え、自ら積極的に行動し、他者と協動できる人材を育成することを謳っています。本学は伝統を生かしつつ、学生一人ひとりに向き合い、どのような状況下であっても確固たる信念をもち、さまざまな分野で中核となって明日の日本を担ってゆくことのできる人材の育成をめざしています。