ご挨拶大学概要

学長からのご挨拶

伊勢で学ぶということ

皇學館大学は、明治15年(1882)に神宮祭主久邇宮朝彦親王の令達によって創設されました。以来、伊勢の神宮における神道を中心とする日本文化研究の伝統を長く継承してきました。令和14年(2032)には創立150周年を迎える歴史と伝統のある大学です。

キャンパスは、三重県伊勢市の通称・倉田山と呼ばれる伊勢神宮の外宮と内宮の中間に位置する高台に位置し、森の中の恵まれた環境にあります。大学での学問にとって大切なのは自然環境にとどまりません。優れた研究者や経験豊富な実務家の教授陣がいること、学修を支援する親切な事務局スタッフの体制、そして、最も大切なのは、ともに学ぶ学友の存在。こうした組合せが一体となって、学びの場としての環境が整えられています。そこから醸し出される学風は一朝一夕に生みだされたものではありません。

本学での学びの基本は、神道精神に基づく高い倫理観と寛容な精神を備えつつ、我が国の歴史と伝統・文化を深く理解する基礎的な教養を持つことです。学生気質も大人しく、何事にも真面目に取り組む学生たちが集まっています。

神宮御鎮座の伊勢という土地で140年を超える歴史と伝統を紡いできた風格を保ちながら、現代的課題の解決にも取組む学風がここ皇學館大学には備わっています。

学長 齋藤平
学長 齋藤平