キャンパスダイアリー学生生活

中大連携授業(数学)の実施について【9月25日】

2024.09.30(月)

皇學館大学は、皇學館中学校との中大連携授業を活発に実施しており、9月25日は中学校セミナーホールにおいて数学研究の発表を行いました。数学の連携授業は、本学教育学部の上野祐一准教授が担当し、数理教育コースの学生5名がアドバイザーとして参加。中学3年生を5つのグループに分け、アドバイザーである学生と一緒にテーマを決め、研究を進めてきました。

 発表では、「折り紙と数学 折り紙を使って正多角形を作ってみよう」では正四面体・正六面体・正八面体・正二十面体について考え、どの多面体においても同じ等式が当てはまることに気が付き、それが「オイラーの多面体定理」であると結論づけた。

また、別のグループは「新幹線の座席に潜む算数と数学」とテーマに、新幹線の座席数2:3になっていることに着目し数字について研究を進めた結果、巡回素数にたどり着いたことを発表。その他にも「三角形は本当に180度?」「図形を変形させよう」「カレンダーと数学について」のテーマで研究の成果を発表。どのグループも身近にあるものから公式や数列を見つけ出し、難しいと身構えてしまう数学も思っていたよりも身近な存在であることを理解できた内容でした。

 発表後は各グループで良かった点や他の発表の良い点などを話し合い、「他のグループのスライドは見やすくて良かった」や「他のグループと比べると、発表の仕方に課題がある」と感じたグループもあり、今後の改善点も多く発見し、充実した研究発表となった。

 

発表前の打合せ

発表の様子

発表後の振り返り

記事検索

月別一覧