キャンパスダイアリー学生生活

CLL活動「農業の魅力発見! 南紀みかん援農隊プロジェクト」【9月15日】

2020.09.23(水)

本学の学生が地域の課題解決に取り組むCLL活動のひとつ、「農業の魅力発見! 南紀みかん援農隊プロジェクト」の活動が9月14日~18日の日程で行われました。

御浜町やその周辺の自治体は県内有数の柑橘類の生産地ですが、農業従事者の高齢化や人口減少などによる人手不足が深刻となっています。そこで、三重県と本学が連携し、学生が農作業を体験しながら、地域農業の課題や解決策について取り組む活動を始めています。

今回は、現地において農繁期の収穫作業や貯蔵作業等を体験し、意見交換を行うというものでした。

15日から3日間、参加学生7人が御浜町の丘陵地にある農園でみかんの収穫作業を行いました。今年2月にも収穫作業を体験しており、皆、慣れた手つきで1つ1つ丁寧に収穫作業に取り組みました。

今回収穫を行ったのは、超極早生「みえ紀南1号(味1号)」という品種で、見た目は緑色ですが、甘さと酸味のバランスのよいものです。

休憩時間には、収穫したばかりのみかんをいただきながら、農園の方との交流を楽しんでいる様子でした。

園地の広さに比べ、人手が少なく収穫作業にはかなりの時間が必要で、足腰に負担がかかる作業を体験した学生は「農作業が大変なことがよくわかる。人手不足解消につながる提案をしていきたい」と話していました。

今後は、農作業の体験を通じて学生目線での活動モデルを提案し、援農隊の募集や地域および農業についての魅力発信の方法等をJA、市町、農業者等と協議・検討を行う予定です。

 

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