2025.01.15(水)
アジア生物学教育協議会にて「Best Presentation」を受賞!
2022.12.05(月)
令和4年12月3日にシンフォニアテクノロジー響ホール(伊勢観光文化会館)にて「いせ国際交流日本語スピーチ大会」が開催され、本学から留学生4名が参加しました。
三重県内で暮らす様々な国の方々が日本語で思いを込めてスピーチを行う大会で、「日本に住んで感じること、考えていること」をテーマに14名が参加しました。
1番目に発表した杜 暁涵(ト ギョウカン)さんは、「ご縁に恵まれた私」と題して、アルバイト先の方々が、まだあまり日本語を覚えていない自分をサポートしてくれたことや、大学でも先生や友人が親切に教えてくれたりと日本に来てからたくさんの人に支えられていることに感謝しながら生活していることを発表しました。
6番目の李 萍(リ ヘイ)さんは、「異文化生活での驚き」の中で、普段からスーツを着用する日本人の生活に驚いたこと、中国ではオンライン決済が主流で、日本で現金を使うようになり慎重に考え節約をするようになった日常について発表。
楊 清華(ヨウ セイカ)さんは「日本人のプライバシーと孤独感」をテーマに、日本人が何気なく使っている挨拶にも他人のプライバシーに入り込まないよう距離をとっているように感じたこと、プライバシーを守りすぎて孤独感を感じないのかと中国との違いについて話しました。
叶 田静(ヨウ デンセイ)さんは「日本人と自然」と題し、和菓子や洋服など季節にあった色や形があることは、日本には四季があり、台風や地震が多いことから自然を崇めたり恐れたりすることで、他の国にはない自然を大切にする気持ちが大きいのではないかと述べました。
参加者全員が流暢な日本語でそれぞれの思いを語り、自身が体験した日本での苦労などを話す発表には涙をぬぐう聴講者の姿もみられました。
審査の結果、楊 清華さんの「日本人のプライバシーと孤独感」が審査員賞を受賞。楊さんは「賞を取れてすごく嬉しい。たくさんの人に聞いてもらえてよかった」と笑顔で話してくれました。
指導をした濵畑教育開発センター准教授は「皆さん忙しい中、スピーチの原稿準備や発音練習など、よく準備をしてくれました。聴いてくださった方々にも4人の思いが十分伝わったと思います。今回の貴重な経験を生かし、今後さらに日本語力を磨いてもらいたいと思います。」とエールを送りました。
パーマリンク:https://www.kogakkan-u.ac.jp/campuslife/campusdiary/page/2022/12/05/p826.php
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