キャンパスダイアリー学生生活

連携協定事業講座「倭姫宮御鎮座100周年について」で学生がミニ展示を企画

2023.06.23(金)

令和5年6月17日に三重県文化会館で皇學館大学連携協定事業講座「倭姫宮御鎮座100周年について」が開催されました。進行を神道学科の板井正斉教授が務め、国史学科の長谷川怜准教授と非常勤講師の千種清美先生が倭姫宮の歴史や倭姫命について講演を行いました。

講座に合わせて、学芸員課程と神職課程を履修する赤堀寛弥・釜本奏太朗・布藤綾乃(神道2)の3名がミニ展示を企画しました。「100年前の伊勢名所」と名付けられた展示には、大正~昭和の絵葉書や鳥瞰図、観光ガイドなど約15点が陳列され、約100名の来場者は熱心に見学していました。

3名は数週間前から展示資料の選定に取り掛かり、神苑会による地域の整備や市内各所の観光名所の歴史的背景について調査し解説を執筆すると共に、パネル作成まで全てを手がけました。

 

展示を担当した3名の感想

「授業に先立って、実際に展示を行う機会となり大変勉強となった。今回展示を担当した三人とも、展示作業は初めてのことで、展示配置やキャプション作成など何度も試行錯誤を繰り返し、良い展示ができたので達成感があった。もう少し工夫ができた箇所もあったので、再びこのような機会があればさらに良い展示になるように心がけたい。」

多くの人が見学する展示の企画を担当し、実践的な技術を身に付けることができたと思います。学芸員課程の学生有志による学外での展示作業は県内に留まらず、これまでに奈良県や東京都などで展開されており、今後も活発な活動を続けていく予定です。

 

展示資料の選定など準備の様子

展示会場の様子

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