キャンパスダイアリー学生生活

中高大連携授業が行われました(数学)

2023.07.21(金)

今年度も皇學館中学校との中大連携授業が進められており、本学教育学部 上野祐一助教による中学3年生の数学研究授業を行いました。初回の授業では「数取りゲーム」の必勝法を始め、大学入試問題などを分かりやすく解説。次の授業では思考力を試される複数の問題から自分が取り組みたい問題を選び、グループで挑戦。上野先生のゼミ生たちが各グループに入り、アドバイスをしたりグループ全員の意見を聞いたりと、積極的にコミュニケーションをとる姿が見られました。それぞれがタブレットを活用し、グループで共有することで全員が問題に対するアプローチや違う解き方があることを理解することが出来ました。

7月13日(木)に行われた授業では前回取り組んだ問題について、解法や考え方をそれぞれのグループがプレゼンを行いました。答えを導くために「どう考えたか」「どう工夫したか」を5分以内で発表。

生徒たちは、慣れない発表に緊張しつつも、グループで導き出した各々の考えをしっかりと発表していました。

 

また、同日、高校でも数学の授業を実施。2年10組で行われた授業では上野先生のゼミ生である水谷一心さん(教育4)が担当。大学入学共通テストの問題集に掲載されているカレンダーに関する問題を取り上げ、生徒の様子を確認しながら分かりやすく説明。最初は苦労していた生徒も、応用問題として出題された「7月13日を基準に、2099年7月13日の曜日を求める」問題では、ポイントをしっかり理解することで皆が正解にたどり着くことができていました。水谷さんは、公式を活用することでより早く答えを見つけることができることを説明。

生徒たちは公式を使い改めて問題をとくことで、理解を深めたようです。

 

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