キャンパスダイアリー学生生活

「刀剣の取扱い講習」を開催【2月8日】

2024.02.09(金)

令和6年2月8日、長谷川怜准教授(国史学科)が、「刀剣の取扱い講習」を学芸員・神職志望者を対象に開催。

この講習が開かれた経緯として、長谷川准教授の講義内で「刀剣の取扱い」について解説したところ、是非実際に体験したいと学生からの要望があり実現しました。

講習は同日3回(10時・13時・15時)行われ、それぞれ学生が参加しました。1回目の講習には11名が参加。はじめに現在、橿原神宮宝物館で開催されている「特別展 橿原神宮の奉納刀」について解説しました。この特別展は長谷川准教授が企画したもので、以前行った展示の課題から現在の展示にいたるまでの過程や概要について話をしました。

次に、刀剣の扱い方について注意点を細かく説明したのち、実際に刀剣を手に取り、刀の抜き方、刃の手入れ、分解の仕方、元の状態に戻すまでを丁寧に解説し、学生たちは1つ1つの動作を確認しながら真剣に聞き入っていました。今回の講習には9振の刀剣を用意し、学生がそれぞれ順番に手入れを体験。初めて手にする刀剣に、最初は恐る恐る触れていましたが、学生同士の声掛けや長谷川准教授のアドバイスを受け、刀剣の取扱いを体験していました。

こうした史料の取扱い講座は来年度も実施するほか、オープンキャンパスでも開講の予定です。

 

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