キャンパスダイアリー学生生活

初穂曳行事参加【10月15日】

2024.11.12(火)

「神嘗奉祝祭」第53回初穂曳行事に学生約90名が参加しました。

 「神嘗奉祝祭」は、神様に新穀を捧げる伊勢神宮の大祭「神嘗祭」をお祝いする行事で、その年に獲れた新穀(お初穂)を神宮に奉納させて頂く「初穂曳(はつほびき)」が行われます。初穂曳には、20年に1度行われる「お木曳行事」や「お白石持行事」の技術や伝統文化を次世代に継承していく意味も込められています。

  本学では神嘗奉祝祭の主催者である神嘗祭奉祝委員会および初穂曳の運営主体である神宮奉仕会のご配慮により、平成19年度より初穂曳に参加させて頂いております。3台ある奉曳車のうち、一番車を約600名の地元の小学生、二番車を町衆、そして三番車を本学の学生が全国から集まった神宮崇敬会の方々とともに曳きます。

  今回の奉曳(ほうえい)では、黒い法被を身にまとい采(ザイ)を振る皇學館奉曳会(学生有志による木遣り団体)の学生2名が、紫色の法被を着た曳き手の学生たちを木遣りの音頭でリード。「お伊勢の空に木遣りが響く我らは皇大奉曳会」「綱はふたすじ心は一つ赤き心で曳く初穂」など、伝統の木遣り歌で盛り上げました。曳き手の学生たちは道中、綱を上下に振ったり、左右の綱を中央で押し合う「練り」をしたりしながら、元気いっぱいに楽しんでいました。木遣りと曳き手の学生が一体となり、「エンヤー」の掛け声で初穂曳の三番車を外宮まで約1キロ、心を込めて奉曳しました。

 外宮北御門到着後は、河野学長を先頭に稲束を持って参道を進み、五丈殿に稲束を奉納した後、御垣内参拝をさせて頂きました。

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