カリキュラム神道学科
カリキュラム
最近の主な卒業論文テーマ
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- 墓の「無形化」を考える―「散骨」から墓標の意味を問い直す
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- 祇園祭山鉾巡行の史的変遷に関する考察
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- 「信貴山縁起絵巻」についての考察
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- 古代におけるシカと日本人
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- 戦後の女性神職について
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- 地域における神社災害史研究―広島県の豪雨災害を事例に―
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- 北海道の雅楽史
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- 近代化における艦内神社について
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- 御柱祭についての研究
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- 大穴牟遅・少名毗古那二神についての研究
講義の特色



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神道神学 [松本丘]
神道の本質を理解する
神道は、人が、また国家から町村や家にいたる共同体が、敬虔に伝統的な方法で神々を祭ってきた営みです。そこにおのずから神学が備わります。その伝統的方法を探り、その正しい姿を確かめつつ神道の本質を明らかにしていきます。
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古典講読Ⅰ A・B [橋本雅之]
神道の古典を精読する
神道及び日本文化史にとってきわめて重要な古典である『古事記』のうち、神々の事績を記した上つ巻を、一年かけて講読します。神々のそれぞれに個性的な性格や神話の世界観に注目し、古代の神話と現在も斎行されているお祭りとの関係などにも触れ、さらには宗教学・比較神話学の知見なども参照しつつ、神道を学び・実践する基礎をつくることを目指します。
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祭祀概論Ⅰ・Ⅱ [田井健治]
祭祀の実態と本質について学ぶ
神道祭祀は大きく宮中祭祀・神宮祭祀・神社祭祀・家庭祭祀に分けることができます。特に宮中・神宮・神社における祭祀は神祇令・延喜式・儀式といったものに記されます。また法令化される以前の古い形態として神籬、磐境による祭祀が行われました。
本講義では、それらの祭祀について、意義・制度・種類といったことを通史的に解説します。 -
宗教学概論Ⅰ・Ⅱ[中山郁/板井正斉]
世界の宗教を知ろう
世界には仏教、キリスト教、イスラム教の三大宗教のほか、日本の神道やインドのヒンドゥー教、中国の道教などさまざまな宗教があります。宗教学概論では神様の捉え方、宗教それぞれのもっている世界観や人間観などを、映像を交えた反転学習によってわかりやすく解説します。
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神道学基礎演習I・II(宗教学)Ⅰ[神道学科教員]
地域と神社との関係を探る
卒業論文を執筆するための力をつける神道基礎演習は、3年次より始まる卒業論文(ゼミ)へ向けて1年次で修得したアカデミックスキル(プレゼン力・レポート力)の定着と向上を目指します。
具体的には、指定した神道文献等を任意に選択し、その内容について読解・要約の上、考察します。その結果をレポートや動画に編集し発表します。