カリキュラム国史学科
カリキュラム
最近の主な卒業論文テーマ
歴史教育コース
- 張儀による連衡策
- 伊勢国の古代交通路
- 唐・玄宗期における武則天のイメージ
- 上杉謙信の信仰
- 中世の茶について
- 近世における釣り文化の普及
- 江戸幕府の隠密活動
- 幕末志士の名乗りについて
- 乃木希典の研究
- 1900~20年代におけるハワイ漁業と日系人
文化財コース
- 古代の服飾について
- 源頼朝に仕えた神職たち
- フビライに仕えた南宗の武人達
- 織田信長と神社
- 初期幕政における藤堂高虎
- 江戸の町の防火対策と<消防教訓書>
- 天狗堂の乱と徳川慶喜
- 西郷隆盛の署名考
- 武田千代三郎の研究
- 戦後における戦没者遺骨収集
講義の特色
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国史概説A[遠藤慶太]
歴史でたどるはじまりの日本
国家の成り立ちから武士の登場まで、根拠にもとづいて古代史の流れをつかみながら、歴史学の方法を学びます。
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古文書学 [岡野友彦]
史料としての古文書の価値を知る
古文書は、作られた当時の事実を今日に伝える、とても重要な史料。本講義では「モノ史料」としての古文書を学ぶとともに、政治権力の変遷に合わせて古文書の形がどのように変わってきたかについて研究します。
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国史学特講BⅠ[多田實道]
歴史の研究方法を学ぶ
日本中世史に関して、毎年テーマを変えて講義を行っています。本講義において、歴史研究の具体例に接することで、来たる卒業論文の作成に資することを目的としています。
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日本思想史 [松浦光修]
日本のアイデンティティを探る
本学の学問的バックボーンである「皇学」の立場から、日本思想の巨大な流れを学びます。これは現代を生きる私たちにとって「自己」を確立するための大きな手がかりとなるはずです。
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国史概説D《近代》[谷口裕信]
近代日本史の全体像を学ぶ
近現代日本の歩みを概観します。近代国家の建設、大衆社会、戦時体制、高度経済成長など、その時々の日本を象徴する事象について、現在の価値観や結果論だけでみるのではなく、その内在的な理解に努めます。
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東洋史概説 [堀内淳一]
古代中国の歴史を掘り下げる
中国古代史に関して、毎週一つの時代をさまざまな角度から説明し、歴史学に関する視角・概念を学びます。最終的には、講義で学んだ視点を活かして、その時代の特徴を論じられるようになることをめざします。
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国史学演習CI [谷戸佑紀]
史料から近世の社会を解き明かす
近世(江戸時代)とは、どのような時代だったのか。本講義では、『享保通鑑』という八代将軍 徳川吉宗の頃の記録を読み解くことで、この実態に迫ります。社会の仕組みや生活のあり方など、一つずつ丁寧に解明してゆきます。
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史料講読DⅡ [長谷川怜]
様々な史料から近現代史を考える
明治維新から戦後にかけての約100年間の歴史を、書簡や日記、公文書、新聞、映像、写真、音源など様々な種類の史料を読み解いて理解します。当時の人々が目にし、耳にしていた媒体を丁寧に読み、他の史料と組み合わせて分析(クロスレファレンス)することで、自分なりの歴史像を組み立てることができるようになります。