キャンパスダイアリー学生生活

倉志会 春期特別講座開講

2023.02.20(月)

本学では中高教員をめざす学生たちを、大学、館友(卒業生)教員で支えようと中高教員輩出プロジェクト「倉志会」を発足、今年で4年目に入り、より充実したサポート体制を整えています。

 

25日、中高の現職教員を講師とし、また、今年度に中高教員採用試験に合格した学生及び卒業生(国語・社会・地理歴史・英語・保健体育)をゲストに迎え、春期特別講座を開講しました。

教職をめざす者としての志や勉強方法のレクチャーを受け、最新の教育業界の状況(教育時事)、生徒指導・保護者対応のワークショップ等を実施し、細かく指導していただきました。

 

1年から4年まで60名の学生と卒業生も参加しての開催となり、学生からは「今回の講座では想像していた以上に得ることが多く、教師になりたい気持ちがより強まった」「教員採用試験対策だけでなく、教員になった後に役立つ話を聞けて有意義な時間になった」など感想が寄せられ、学生の教職への意識が一層高まる充実した講座となりました。

本学現代日本社会学部と株式会社フォーバルが産学包括連携協定を締結!

2023.02.02(木)

「地域創生のための産学連携によるGDX人材の養成」に向け、本学現代日本社会学部と株式会社フォーバルが産学包括連携協定を締結し、21日(水)に締結式を実施した。

  

■相互に連携し協力する事項

 在学生のDXアドバイザー資格取得

GDXに関する授業の実施

GDXに関するインターンシップの実施

GDXに関連する就職開拓

 その他、皇學館大学現代日本社会学部と株式会社フォーバルが協議し同意した事項

 

 ■包括連携協定の内容

株式会社フォーバルは、国が掲げる日本の未来を拓く4つの原動力「グリーン」「デジタル」「活力ある地方創り」「少子化対策」を実現するために「F-Japan」構想を掲げ、中小・小規模企業のグリーン及びデジタルトランスフォーメーション(以下「GDX」)化を実現するために、産官学の連携により全国に伴走型の支援ができるGDXアドバイザーの育成に取り組まれている。

今回の包括連携協定は、本学現代日本社会学部が掲げる「多角的な視点から現代日本の課題解決策を構想できる人材」の育成、および株式会社フォーバルが掲げる「F-Japan」構想やGDXアドバイザー産業の実現に向けて、相互の連携を強化し発展を図ることを目的としている。

本学現代日本社会学部長 新田 均 教授は、挨拶のなかで「今回の包括連携協定は本学卒業生の社員とDXGXなどの意見交換を実施するところからスタートした。GDXアドバイザーの育成は、地域に新たな産業を生み、若者の流出を防ぎ、地域経済の活性化が図れるという好循環を起こすことが期待できる。今後はGDXに関する授業やインターンシップの拡充、DXアドバイザー資格取得などを通じ、三重県はもとより東海地区の中小・小規模事業者のGDX化をご支援できる人材を育成したい」とコメントし、株式会社フォーバル代表取締役社長 中島 將典氏は、「株式会社フォーバルと皇學館大学現代日本社会学部が、産学連携によるGDX人材の養成を目的として包括連携協定を結んだことで、地域企業のDX化に貢献できるビジネス・トランスレーターが数多く育つことを期待している」と述べられた。

橿原神宮宝物館の特別展「橿原神宮の奉納刀」設営に本学学生が参加

2023.01.18(水)

令和5年1月1日(日)から橿原神宮宝物館で開催中の特別展「橿原神宮の奉納刀」の設営に、本学で学芸員資格の取得を目指す学生が参加しました。

この展示は、橿原神宮史料調査委員を務める本学文学部国史学科の長谷川怜助教が企画したものです。

特別展では、創建以来130年以上にわたる歴史の中で橿原神宮に奉納されてきた数多くの刀剣の中から古代~幕末・近代に至る様々な時代の刀剣を選び、関連史料と共に展示しています。いずれも橿原神宮への想いを込めて奉納されたものであり、奉納刀や奉納者と歴史的な出来事との関係について、詳しく解説しています。

展示会場の設営やパネル作成、展示資料の陳列作業は、学芸員資格の取得を目指す学生(柴田沙南〈神道3〉、筒井啓仁〈国史3〉、山本謙利〈国史2〉、奥野侑里・水谷彩・間柄詩織〈国史1〉)が担当しました。また、山本謙利さんは一部のパネル解説を執筆しました。

令和4年12月まで開催されていた企画展の撤収作業からはじまり、のべ4日間にわたり学生たちが展示に向けて多くの作業を行い、学芸員課程の授業での学修を実践しました。

一連の作業の中では、刀剣類はもちろん、掛軸や巻子など様々な資料を扱う必要があったため、学生たちは事前に長谷川助教から刀剣や美術品の取り扱い方について講習を受け、当日に臨みました。

参加した山本さんは「学生が本物の史料(資料)に触れる機会というのはそう多くはないと思います。また、展示の方法や考え方など実践を通して学ぶ機会は講義だけでは得られないものであり、今回の展示は貴重な経験になりました。」と実践的な活動が有意義であると感想を話してくれました。

また、奥野さんは「今回、展示の設営に参加させて頂き、現場の空気感を知ることができました。パネルや展示資料を陳列するために、壁面の展示ケースの中で作業をしたことが印象に残っています。資料を並べるだけではなく、どうすれば目を引く配置になるかを考えるのは大変でしたが、設営が終わった後は達成感を感じました。」と、見学者の目線で展示設営をする難しさとその工夫について感想を述べました。

 

展示は3月5日(日)まで橿原神宮宝物館で開催中です。詳細は橿原神宮HPをご確認ください。

https://kashiharajingu.or.jp/news/9920.html

 

「全国大学ビブリオバトル2022」に本学学生が出場【12月25日】

2023.01.06(金)

令和4年12月25日(日)、「全国大学ビブリオバトル2022」(第13回全国大学ビブリオバトル) 」(※)の本戦が、明海大学(千葉県浦安市)を会場として行われました。

「全国大学ビブリオバトル」は今年が13回目の開催となり、全国各地の地区決戦を勝ち抜いた25名の大学生が会場に集い、グランドチャンプ本を目指して熱い戦いが繰り広げられました。

本学からは、11月17日(木)の地区決戦を勝ち抜いた国史学科1年生・中村うたさんが、東海Aブロックの代表として出場しました。

本学ビブリオバトル同好会「ビブロフィリア」のメンバーでもある中村さんは、惜しくも準決勝で敗退しましたが、気持ちをこめたプレゼンを行うことで、会場から大きな拍手をもらうことができました。

 

※全国大学ビブリオバトル

https://zenkoku.bibliobattle.jp/

 

プレゼンをする中村うた さん

CLL 笑顔を届ける魔法のサンタさん

2023.01.06(金)

12月17日(土)、シンフォニアテクノロジー響ホール伊勢にて「イルミネーション冬のフェスティバル」が開催された。その成功の一助となるために、本学CLL活動「宇治山田駅前賑わい創出事業」から森知帆里さん(現日3年)をはじめ約20名の学生が参加した。このイベントに本学CLL活動が参加するのは今回で3回目となる。

「CLL活動にはそれぞれ違った魅力があるが、このイベントは色々な人と関わることができるところが魅力。仲間と相談してどうすれば沢山の人に喜んでもらえるかを考える過程や、自分たちが頑張れば頑張るほどイベントに参加した人たちの喜ぶ顔を見ることができる達成感がとても素敵だ」そう森さんは語る。

また、林一孝さん(現日3年)は「人とのつながりを広げられることや、臨機応変さを手に入れられることも魅力のひとつだと思う」と話してくれた。他者との交流や、さまざまなことを試行錯誤しながら動くゆえに得られるものだとのことである。

印象的だったのは、このイベントにおける目標についての質問に「全員が楽しみ、笑顔でいられること」と答えが返ってきたこと。あくまで来場客に視点を当てつつ、まずは自分たちが楽しめるイベントであることが目標なのだという。「全員がスマイルで」イベントの開催に先立ち、森さんは笑顔でそう宣言していた。

イベントはマジックショー、クイズ、物品販売などがあり、フォーク曲げにあがる歓声や、和菓子のサンタやトナカイをきらきらした瞳で見つめる子供たちの姿が見られた。

 

※CLL「学生広報隊(仮称)」のメンバーが初めて取材・撮影・記事を作成しました。

 インタビュー:上村 友希・前川 貴哉 (国文2年)

 写真撮影:藤本 望乃華(国文2年)

 記事作成:北井 まゆ(国文2年)

※CLL「学生広報隊」のメンバーがインタビュー

地元のお菓子が並ぶ販売ブース

子どもたちに大人気のマジックショー

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