キャンパスダイアリー学生生活

第86回東海学生駅伝対校選手権大会の結果について【12月8日】

2024.12.10(火)

第86回東海学生駅伝対校選手権大会が12月8日(日)愛知県美浜町 美浜町運動公園陸上競技場を発着点とするコース(全6区間54.9km)で開催され、本学駅伝競走部が出場し、2年ぶり7回目の優勝を果たしました。

来年度の出雲駅伝の東海地区代表校選抜を兼ねた本大会、今回から、7区間63.5kmから6区間54.9kmと大幅なコース・区間割の変更がありました。

大会当日は、今季一番の冷え込みとなり、海辺特有の強風の中ではあったものの、晴天の中、レースがスタートしました。
1区 田中 瑞輝(2年・教育)は、主要駅伝初出場。1区は新コースということもあってか、牽制ムードが漂い、中間地点を過ぎても出場全チームで集団を形成するスローペースで進みます。終盤、ペースが上がる先頭集団からこぼれる形となりましたが、先頭の名古屋大学から15秒差、6位で2区に襷リレー。
2区 田中 靖晃(3年・現日)は、先頭集団の猛追を試みますが、精彩を欠き、区間6位、チーム順位も6位と変わらないものの、先頭との差を55秒に広げられてしまいます。
ここまでの流れを断ち切りたい本学は、3区 曽越 大成(4年・教育)が出走。起伏が多く難しいコースを区間2位(1位と1秒差)と好走しますが、順位は変わらず、先頭との差も思うほど詰められませんでしたが、前との差を確実に詰めて後半区間へ襷をつなぎます。
襷を受けた4区 新間 圭(2年・現日)は前を追います。区間3位、チーム順位を4位に押し上げる走りをみせますが、先頭との差は48秒、大きく差を詰めることができずにいました。
この流れを断ち切るべく、5区 岩島 昇汰(4年・国史)が走り出します。すぐに13秒前にいた愛知工業大学に追いつき、序盤から並走、2校で先頭の名古屋大学を猛追します。4キロ地点で約23秒、8キロ地点では約11秒と差を縮めていきます。終盤には愛知工業大学も突き放し、単独2位に浮上。区間賞の力走で先頭と6秒差で最終区に襷をつなぎます。
迎えた最終区間6区には、前野 皓士(2年・コミ)が出走、走り出してすぐに前を行く名古屋大学に追いつき、並走します。残り約2キロ、前野が仕掛けます。徐々に差を広げ、陸上競技場に入ります。その後もリードを広げ、13秒の差をつけてゴール。前野自身も区間賞を獲得する力走でした。
2年ぶり7回目の優勝、及び来年度の出雲駅伝の出場権を獲得いたしました。

これから新体制に移行し、あらたなチームとしてスタートを切ります。
引き続き、よりよい成果をあげられるよう日々精進して参ります。
今後ともご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

県立図書館開館30周年イベントに皇學館大学も参加しました!

2024.11.14(木)

三重県立図書館は、三重県総合文化センター移転・開館30周年記念イベント「くらしを彩る本まつり」を11月10日に開催。このイベントは、読書文化の振興につなげることを目的に実施され、皇學館大学も参加しました。

イベントには、記念講演やマルシェ、古本市など多くのイベントが開催され、本学の附属図書館学生サポーター団体「ふみくら倶楽部」が参加し、子ども向けワークショップ「MyBoxを作ろう!」を開催。段ボールをデコレーションし、お気に入りの1冊を飾る自分だけの本棚を作るというもの。参加した子どもたちは、ふみくら倶楽部の学生と一緒に、思い思いに段ボールに飾りをし、カラフルで可愛らしい本棚を完成させていました。

 

色画用紙などを使って自由に制作

 また、本学の裏千家茶道部もイベントに招待され、お茶会を開催しました。約200名近い方々にお越しいただき、お菓子と薄茶を振舞いました。久しぶりに学外での活動機会をいただいたことは、浅沼宗博先生、奥野昌子先生、瀬古恵先生のご指導の成果を生かす良き実践の場となりました。

 

茶会の風景

裏千家茶道部

 プレイベントとして10月31日に三重県立図書館で開催された「蓄音機café in 図書館」では、本学国史学科の長谷川怜准教授が講師を務めました。蓄音機の音楽を聴きながら自由に読書を楽しむ企画で、飲み物を飲むことも可能。この日、持ち込まれた蓄音機やレコードは全て長谷川准教授自身のコレクション。参加した方々は、蓄音機から流れるレコード特有の音声に耳を傾けたり、興味深く観察するなど、普段味わうことのない蓄音機に興味津々の様子でした。

 

蓄音機は実際に使用することができます

蓄音機、レコードは長谷川准教授のコレクション

初穂曳行事参加【10月15日】

2024.11.12(火)

「神嘗奉祝祭」第53回初穂曳行事に学生約90名が参加しました。

 「神嘗奉祝祭」は、神様に新穀を捧げる伊勢神宮の大祭「神嘗祭」をお祝いする行事で、その年に獲れた新穀(お初穂)を神宮に奉納させて頂く「初穂曳(はつほびき)」が行われます。初穂曳には、20年に1度行われる「お木曳行事」や「お白石持行事」の技術や伝統文化を次世代に継承していく意味も込められています。

  本学では神嘗奉祝祭の主催者である神嘗祭奉祝委員会および初穂曳の運営主体である神宮奉仕会のご配慮により、平成19年度より初穂曳に参加させて頂いております。3台ある奉曳車のうち、一番車を約600名の地元の小学生、二番車を町衆、そして三番車を本学の学生が全国から集まった神宮崇敬会の方々とともに曳きます。

  今回の奉曳(ほうえい)では、黒い法被を身にまとい采(ザイ)を振る皇學館奉曳会(学生有志による木遣り団体)の学生2名が、紫色の法被を着た曳き手の学生たちを木遣りの音頭でリード。「お伊勢の空に木遣りが響く我らは皇大奉曳会」「綱はふたすじ心は一つ赤き心で曳く初穂」など、伝統の木遣り歌で盛り上げました。曳き手の学生たちは道中、綱を上下に振ったり、左右の綱を中央で押し合う「練り」をしたりしながら、元気いっぱいに楽しんでいました。木遣りと曳き手の学生が一体となり、「エンヤー」の掛け声で初穂曳の三番車を外宮まで約1キロ、心を込めて奉曳しました。

 外宮北御門到着後は、河野学長を先頭に稲束を持って参道を進み、五丈殿に稲束を奉納した後、御垣内参拝をさせて頂きました。

国際昆虫学会にて本学大学院生がポスター発表を行いました

2024.11.12(火)

 

8月25日から30日に京都で第27回国際昆虫学会議(The 27th International Congress of Entomology (ICE2024 Kyoto))が開催されました。

4年に一度開催される本会議は昆虫に関する世界最大規模の学術会議で、オープニングセレモニーでは秋篠宮ご夫妻がご出席され、長男の悠仁さまが共同研究されてきた皇居内のトンボの生態についてもポスター形式で発表されました。

本学からは大学院生の二宮功至さん、本学卒業生で小学校教諭の田中美有さん、松谷広志さん、本学卒業生で非常勤講師の奥村雄暉先生、本学准教授の澤友美がポスター発表を行いました。

二宮さんは「Immunoregulation of Mythimna separata by the endoparasitic wasp Microplitis mediator」と題して、アワヨトウ幼虫に寄生するキアシヤガサムライコマユバチの免疫制御について、これまでの研究成果を発表しました。

また、田中さんは1065題のポスター発表の中、優れた女性研究者に贈られるPresentation Awards for Women Scientistを受賞、快挙を成し遂げました。

今後も研究活動に邁進して欲しいと思います。

 

国際会議のHPはこちら

https://ice2024.org/

 

オープニングセレモニーホール

ポスター発表(大学院生の二宮功至さん)

ポスター発表(本学卒業生の田中美有さん)

ポスター発表(本学卒業生の松谷広志さん)

ポスター発表(奥村雄暉非常勤講師)

ポスター発表(教育学部 澤友美准教授)

第56回全日本大学駅伝対校選手権大会の結果について【11月3日】

2024.11.05(火)

第56回全日本大学駅伝が11月3日(日)愛知県・熱田神宮から三重県・神宮(内宮)までの8区間106.8kmで行われ、本学駅伝競走部が2大会ぶりに出場し、結果は、過去最高タイ順位である17位となりました。

全国8地区25大学に日本学連、東海学連の各学連選抜チームを含めた27チームで、大学駅伝日本一を決める本大会。
本学は、17位以内に入り、東海地区の出場枠の増枠を目標に本大会に臨みました。

前日の悪天候とはうってかわって、晴天に恵まれた大会当日、日中は気温が高くなることが予想される中でのレーススタートとなりました。
1区 藤川 創(4年・コミ)は、スローペースのなか集団後方でレースを進めます。中盤、集団から引き離され区間24位、2区 毛利 昴太(4年・国史)も区間23位と苦戦を強いられる展開となりました。
4年生2人が繋いだ襷を3区 新間 圭(2年・現日)、4区 田中 靖晃(3年・現日)が受け取り、流れを変えます。ひとつずつ順位を上げ、4区終了時点で19位、2区以降高速で進むレース展開もあり、第4中継所時点で繰り上げとなってしまいましたが、4年生中心のエントリーとなった今大会において、下級生がチームの流れを変えました。
5区 浦瀬 晃太朗(4年・現日)は1年生の頃から主要大会に出走、その経験を生かし区間19位にまとめ、6区 芝辻 晴裕(4年・現日)に繋ぎます。地元伊勢が近づくにつれ、沿道からの声援も大きくなるなか、区間17位の力走、再びチーム順位を19位に戻します。2度目の繰り上げが危ぶまれるなか、襷を受け取った7区 曽越 大成(4年・教育)、終盤の長距離区間となり、単独走になりがちで難しい区間ですが、懸命に前を追います。
最終8区 岩島 昇汰(4年・国史)は、2度目の繰り上げスタートとなりましたが、抜け出し、後続との差を広げていきます。区間17位の力走で、チーム順位も20位から17位にジャンプアップ。結果、5時間31分36秒 17位と目標を達成することができました。

地元でのレースということもあり、沿道からたくさんのご声援をいただき、8区コースでもある本学正門前には、本学学生・教職員をはじめ、地域住民の方々にも多くお集りをいただきました。
ご声援誠にありがとうございました。

引き続き、よりよい成果をあげられるよう日々精進して参ります。
今後ともご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

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