キャンパスダイアリー学生生活

アジア生物学教育協議会にて「Best Presentation」を受賞!

2025.01.15(水)

 令和6年10月12~14日に愛媛大学で開催された「アジア生物教育協議会 第29回隔年会議」に参加し、本学大学院生、学部生、教員、卒業生が成果発表を行い3名が見事「Best Presentation」を受賞しました。

 本学教育学部の澤友美准教授は生活科の自然観察に関する教材開発と授業実践について、非常勤講師の奥村雄暉氏は高等学校生物基礎における蛍光インクを用いた食作用の観察実験と授業実践、本学卒業生で現在は小学校教諭の松谷広志氏は小学6年生理科の生物と環境についてレゴブロックと昆虫を用いた教材開発について発表しました。

 また、本学教育学部の中松豊教授が指導する「三重ジュニアドクター育成塾」の受講生(中学2年生)も中高生ポスター発表部門で見事「Best Presentation」を受賞しました。

 発表の他にも、昆虫を用いた教材を紹介するワークショップも開催され、アジアの国々から参加している研究者と英語で活発に意見交換を行いました。

 

学部生が実験を紹介

学部生によるワークショップ

大学院によるポスター発表

奥村先生のポスター発表

松谷先生のポスター発表

「全国大学ビブリオバトル2024」に本学学生が出場【12月22日】

2025.01.15(水)

 令和6年12月22日(日)、「全国大学ビブリオバトル2024」(※)の本戦が、昭和女子大学(東京都世田谷区)を会場として行われました。

「全国大学ビブリオバトル」は今年が15回目の開催となり、全国各地の地区決戦を勝ち抜いた30名の大学生が会場に集い、グランドチャンプ本を目指して熱い戦いが繰り広げられました。

本学からは、2024年11月21日(木)のブロック決戦を勝ち抜いた国文学科3年生・中岡知優さんが、東海Bブロックの代表として出場しました。

中岡さんは惜しくもセミファイナルで敗退しましたが、観客を惹きつけるプレゼンを行うことで、会場から大きな拍手をもらうことができました。

 

※全国大学ビブリオバトル

https://zenkoku.bibliobattle.jp/

 

参加した中岡知優さん

神道学会 煎茶作法体験

2024.12.23(月)

神道学会では、神社実習や奉仕先でお茶をいただく際、作法に困ったという学生の声を受けて、令和6年度より煎茶作法体験を催しています。

神社でのご奉仕経験もある先生より、お茶菓子とともにわかりやすく丁寧に教えていただいています。

今年度は、6月、7月、11月、12月と記念館和室にて行い、延べ12名の神職を目指す学生が参加しました。

 

参加学生の感想を紹介します。

「作法だけでは無く、お茶の入れ方等にも様々な工夫や知識が必要なことを知り、とても興味深く更に学んでみたいと感じました。神社に奉職後、お茶をお出しする側にも出される側にもなると思うので、この経験を活かしたいと思います。」(神道学科4年生)

「煎茶の入口を楽しく学ばせていただきました。とても難しいものだと思っていましたが、家でも簡単にできると伺ったので、普段の生活に取り入れて行きたいなと思いました。」(神道学科4年生)

 

ひきつづき、神道学会では神職を志す学生へ支援して参ります。

雅楽部が第48回定期演奏会を行いました【12月15日】

2024.12.18(水)

令和6年12月15日(日)記念講堂にて雅楽部(14名)による第48回定期演奏会を執り行いました。

ありがたくも神宮楽師の先生方より賜っているご指導の成果を、倉田山より神宮様へ納めることができました。

これも平素より多大なご高配をいただいている皆様のおかげと心より感謝申し上げます。

清々しい冬晴れのもと約2時間半に渡り「五常楽」、「鶏徳」、「浦安の舞」、「朝日舞」、「蘭陵王」、「落蹲」、「長慶子」を演奏しました。

これまでの先輩方の志を受け継ぎながら、ひきつづき、稽古精進に努めます。(雅楽部一同)

いせ国際交流日本語スピーチ大会【12月14日】

2024.12.17(火)

 12月14日、シンフォニアテクノロジー響ホール伊勢にて、「いせ国際交流日本語スピーチ大会」が行われ、本学から3名の留学生が出場しました。

 この大会は、三重県内で暮らしている外国の方々に、国際交流・多文化共生について、日本語で意見を発表する機会を提供し、市民の異文化理解と国際感覚の醸成を促すことを目的とし、今年で4回目となります。今大会には6つの地域から14名が参加し、本学からは中国からの留学生3名が参加。

 鄭彤(テイ トウ)さんは最初に発表。「海からのラブレター」と題したスピーチでは、中国の内陸部で育った鄭さんは日本で初めて海を見た時の感動と、郷土料理についてスピーチ。食べ物は海や土地からのラブレターのようだと語り、それらを未来に残すために自然を大切にする意識を持つことがもとめられると力強く語りました。

 4番目に登壇した寧致遠(ネイ チエン)さんは「伊勢で体験した日本文化」と題し、桜祭りや神宮参拝、能の体験を通じて日本の魅力や伝統文化の継承の素晴らしを感じ、中国の人たちにも日本文化の素晴らしさを知ってほしいとスピーチしました。

 6番目の発表者は朱蘭若(シュ ランジャク)さん。「日本人の思いやり」と題し、大学やアルバイト先で日本人の温かさや思いやり、細やかな気配りを感じた瞬間が多くあり、この経験から、周りの人に気を配ることや支え合うことの大切さを学んでいると思いを語りました。

 参加者は、企業で働く人や技能実習生、高校生など年齢も様々。どの参加者も日々の努力を怠らず、生き生きと発表する姿に会場からは大きな拍手と、感心する声がたくさん聞かれました。

 審査の結果、最優秀賞1名、優秀賞3名、特別賞1名が発表され、朱さんが優秀賞を受賞しました。今大会の出場に向けて指導にあたっていた濵畑靜香准教授(教育開発推進センター)は「本番までに練習を重ねたこともあり、多くの観客がいる前でも、3人は落ち着いてスピーチを披露してくれました。3月に日本に来てからまだ1年も経っていませんが、それぞれがさまざまな経験をし、考えたこと・感じたことをしっかり伝えてくれました。今後も日本語の勉強を頑張りつつ、充実した留学生活を送ってもらいたいです」と語りました。

 

左から 寧さん・鄭さん・朱さん

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