キャンパスダイアリー学生生活

「GIS Day in 伊勢 2021」開催【8月21日】

2021.08.23(月)

皇學館大学文学部コミュニケーション学科では、8月21日に、教育開発センターFDSD室との共催、三重県教育委員会・伊勢市教育委員会・一般社団法人地理情報システム学会・公益社団法人日本地理学会のご後援、ESRIジャパン株式会社のご協賛により、「GIS Day in 伊勢 2021を開催しました。今年も新型コロナウイルス感染症の拡大にともない、オンラインのみでの開催となりましたが、午前中には講演会の代わりにシンポジウムを開催し、午後には例年通りのGIS講習会を開催しました。

 

午前中のシンポジウムでは、「GISとデジタル人文学:ビッグデータ時代の地域資源の活用方法」というテーマのもとに、まず、立命館大学の佐藤弘隆先生に「地域の文化資源のデジタル化・公開・活用:京都祇園祭のデジタル・ミュージアム」と題してご講演いただきました。そのうえで、本学神道学科の板井正斉教授、国史学科の長谷川怜助教、国文学科の岡野裕行准教授から、本学におけるさまざまな取り組み事例をご報告いただきました。ディスカッションでは、立命館大学での事例を参考にしつつ、本学が伊勢市に対してどのように貢献し、ともに活動できうるのかなど、幅広い視点からの議論が交わされました。

午後のGIS講習会では、主に現役高校地歴教員向けのコースと自治体・まちづくり関係者向けのコースという2コースを実施し、現役高校教員、本学・他大学の教員、学生、民間企業社員などが参加しました。いずれも4時間のオンラインでの講習会ののちに、受講修了証を受講者に授与いたしました。

 

コミュニケーション学科では、令和4年度からの地理総合必履修化や地域課題の効率的な解決・改善に向けて、令和2年度からGIS学術士資格が取得できる地域情報コースを設け、本学学生や地域へのGIS教育を推進しております。引き続き、来年度もGIS Day in 伊勢を開催する予定です。

夏休み子どもデイキャンプの開催

2021.08.17(火)

8月4日・5日・6日の3日間、本学教育学部・叶教授のゼミ活動の一環として、伊勢市近隣の小学生を対象にした「夏休み子どもデイキャンプ」を開催しました。

小学3年生から6年生の児童を対象に企画され、毎年多くの小学生が参加するこのキャンプですが、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から、昨年は中止となりました。コロナウイルスの影響で、子どもたちの活動が制限され、様々な体験のチャンスもなくなっていることもあり、子どもたちに普段とは異なる経験を提供し、体験の幅を広げることを目的に、感染対策を行ったうえでの「夏休み子どもデイキャンプ」です。

各日とも18名の子どもたちが参加し、午前中は「新たな伊勢の発見」として、大学周辺の散策活動を行い、午後からは大学の芝生広場にてスポーツ体験。青空の下、芝生広場で水を使った遊びを行い、全身ずぶ濡れになりながらも、学生と一緒に楽しそうな子どもたちの笑顔があふれていました。

その後、夕食のカレーの準備では野菜を切ったり、お水を量ったり、外では火を熾したりとそれぞれの役割を分担し、頑張っている子どもたちの姿がありました。学生の声掛けもあり、すっかり打ち解けた子どもたちの姿があちらこちらで見られ、とても和やかな雰囲気で夕食の準備が進められました。

最終日は天候の心配もありましたが、無事にすべての日程を終えました。子どもたちには夏休みの楽しい思い出になったのではないでしょうか。

 

伊勢志摩共生学実習における「中心市街地の活性化のための情報発信実習in鳥羽市」成果発表会が実施されました。

2021.08.10(火)

 

令和381日(日)鳥羽市「大庄屋かどや」において、伊勢志摩共生学実習のひとつ「中心市街地の活性化のための情報発信実習in鳥羽市」の成果発表会が実施されました。

本学では、文部科学省「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)(平成26年度〜平成30年度)」を継承し、三重県伊勢市を中心市として「伊勢志摩定住自立圏」を形成する35町の自治体と連携し、「地域の定住機能の新たな在り方を自らの課題として捉え行動できるアクティブ・シチズンの育成」のための教育プログラムと大学教育の質的転換及び地域課題研究体制の構築に取り組んでいます。「伊勢志摩共生学実習」(担当:池山准教授)は、本学教育プログラム(共通科目)として設定されており、圏域での地域課題解決に関するいくつかのコースに分かれ、学生が現地で体験的に学修しています。

 

本コースでは、学生5名が鳥羽市中心市街地の活性化に関する鳥羽市と合同会社NAKAMACHIの取り組みを体験的に学ばせていただき、中心市街地の現状や魅力、課題について各自取材したことの成果発表を行いました。発表内容は記事にまとめ、鳥羽市のローカルガイド『とばる』にWEB記事として一人2本ずつ、計10本を8月以降順次公開していく予定です。

 

神道学科初年次ゼミ プレゼン発表会

2021.08.05(木)

8月4日(水)1年生神道学科の「初年次ゼミ」でプレゼンテーション大会が開催され、各ゼミの代表者6名が発表を行いました。

発表時間ひとり10分の中で、自身が研究してきたテーマを発表。地元で行われる祭りについてのプレゼンや神話と災いに関するものなど、神道学科ならではのテーマでいずれも非常に優れた内容となっていました。

審査のポイントは話し方やアイコンタクト、ジェスチャーといった非言語コミュニケーション技術もさることながら、第一に内容であり、学術的な裏付けがなされていること、また、それについての自分なりのオリジナルな意見が述べられているかどうかを重視。優秀なプレゼンを皆で共有し、今後の参考にするなど各自が成長に役立ててくれることを望んでいると中山郁教授が説明。

 全てのプレゼンが終了後審査が行われ、最優秀賞に「東日本大震災からみる地域と神社の復興」をテーマに発表した網岡茉弥さん(板東ゼミ)、優秀賞には「天岩戸神話と鬼界カルデラ噴火」をテーマに発表した藤原隆良さん(加茂ゼミ)が選ばれ、学科主任の松本丘教授より賞状と副賞が送られました。また、受賞には至らなかったものの、すばらしいプレゼンを行った4名にも記念品が渡されました。

最優秀賞に選ばれた網岡さんは「どれもすばらしい内容ばかりだったので、選ばれるとは思っていなかった。

これからもこの経験を活かして頑張っていきたい」と喜びを語ってくれました。

 

プレゼン発表者は以下の通り

「御柱祭と諏訪」 渡部 希実子(板井ゼミ)

「天岩戸神話と鬼界カルデラ噴火」 藤原 隆良(加茂ゼミ)

「木花之佐久夜毘売命はなぜ酒造の神様として信仰されるようになったのか」 姉川 優妃(髙野ゼミ)

「氏子地域のつながりにおける祭りの意義」 林 悠史(中山ゼミ)

「東日本大震災からみる地域と神社の復興」 網岡 茉弥(板東ゼミ)

「白山信仰の成り立ち」 山本 健太(松本ゼミ)

優秀賞 藤原さん・最優秀賞 網岡さん

プレゼン発表者

プレゼンの様子

プレゼンの様子

令和3年度皇后杯全日本バレーボール選手権大会 三重県ラウンドで本学排球部(女子)が優勝

2021.07.27(火)

表彰式を終えて笑顔の選手たち

711日(日)、令和3年度天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会三重県ラウンドの女子の部(皇后杯)において、皇學館大学排球部女子が優勝し、はれて三重県代表になった。

同大会は中学、高校、大学、社会人、プレミアなどバレーボールの全カテゴリーのチームが参加して日本一をめざして戦う大会。その三重県代表を決める大会がAGF鈴鹿体育館で同日行われ、参加8チームのなかで見事、優勝をかちとった。準々決勝、準決勝と危なげなく2-0で勝ち上がった皇學館大学は、決勝で鈴鹿大学と対戦し一進一退の攻防の末、セットカウント2-1で接戦をものにした。キャプテンの三林愛理(教育学科3年)は、「決勝戦では厳しい戦いを経て優勝を勝ち取ることができました。東海ラウンドでは更に厳しい戦いとなりますが、チームの粘りを活かし全力で頑張ります。」と決意を新たに喜びを語った。なお東海ラウンドは95日(日)、多治見市総合体育館で開催(無観客を予定)される。応援やご支援は是非「皇學館クラブ応援メッセージ募金」で。

 

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