キャンパスダイアリー学生生活

第11回「言の葉大賞」最優秀賞受賞!

2021.03.19(金)

第11回「言の葉大賞」の表彰式を、令和3年3月16日(火)本学記念館にて行いました。

「言の葉大賞」とは、テーマに沿った800字のエッセイを募集するコンクールです。

手書きすることが応募の条件となっているこのコンクールは、【小・中・高校の部】と【大学/専門学校・一般の部】に分かれており、毎年多数の応募があります。

今年のテーマは「壁」。応募総数28,528点の中から本学教育学部教育学科 中條敦仁准教授のゼミ生で、名倉芳美さん(4年)が見事、最優秀賞に選ばれたほか、玉村早紀恵さん(4年)・瀧口陽菜さん(3年)・山川理菜さん(3年)も入賞を果たしました。

また、言の葉大賞を教育活動の一環として理解・活用している学校を顕影する「学校賞」も併せて受賞しました。

3月20日(土)に国立京都国際会館にて授賞式開催の予定でしたが、新型コロナウイルス感染症感染拡大の状況を鑑み、今年は中止となりました。本来であれば授賞式で贈られる表彰楯や受賞作品集が本学に送付されたことを受け、学内での表彰式となりました。

最優秀賞を受賞した名倉さんの作品は「隣人」。初めての一人暮らしで気づいたアパートの壁の薄さ。最初は気になっていた生活音が、隣人とのコミュニケーションにより今では安心できる音になったことが綴られ、心温まる作品となっています。

入賞の玉村さんの「壁が壊れた日」は、自身が持っている分厚い壁について語られ、素を見せることへの不安を乗り越えていく人との出会いなどが描かれ、瀧口さんの「見えない壁」は、高校時代に友人から言われた言葉にショックをうけたものの、その一言のおかげで自分自身を変えるきっかけになったことが書かれています。

山川さんの「二三時の壁」は、誰もが経験する睡魔についての戦いと絶望が800字の中に繰り広げられ、共感しながらも思わず笑ってしまう楽しい作品になっています。

次回、第12回「言の葉大賞」の募集テーマは「道」。募集期間は令和3年5月1日~9月30日まで。興味のある方は応募してみてはいかがでしょうか。

 

最優秀賞を受賞した名倉さん

最優秀賞、佳作、学校賞を受賞

令和2年度 学位記・修了証書授与式【3月18日】

2021.03.18(木)

令和2年度 学位記・修了証書授与式(卒業式)が、3月18日(木)に挙行され、学部生(文学部・教育学部・現代日本社会学部)682名、大学院生7名、神道学専攻科生15名、計704名の卒業生が本学を巣立ちました。

今年も昨年に引き続き、新型コロナウィルス感染症感染拡大防止のため、神宮参拝、式典、卒業祝賀会は中止となりましたが、記念講堂にて総代への学位記等交付及び各賞受賞者の表彰を執り行いました。

恩賜奨学賞を受賞した服部 萌さん(国史学科)は、「多くのことを学ぶことができた環境に感謝したい。学修を通して日本人として皇室を敬い、神道の考えを大切にしていきたいと思うようになった。努力して日々のことに真剣に取り組む姿勢が大事だと気付いた。社会人になっても一日一日を大切に過ごしていきたい」と語ってくれました。

また、大宮司賞を受賞した松岡 奈々夏さん(教育学科)は、「先生になりたくて皇學館大学に進学した。教員をめざす仲間と一緒に勉強できたことが一番印象に残っている。自分の欠点に気が付き、改善を繰り返したことで自信が持てるようになり、小学校の先生になる夢をかなえることができた」と語りました。

同じく大宮司賞を受賞した杉村 真子さん(現代日本社会学科)は、「リーダシップについて学び、大切さを知った。リーダシップを意識することで物事に主体的に取り組め、モチベーションにつながった。卒業後は福祉事業所で障がい者支援の仕事に就くので、福祉分野で地元に恩返しできるような仕事をしていきたい」と意気込みを語りました。

 

座談会「コロナ禍の一年を振り返って」

2021.03.16(火)

令和3年3月15日(月)、皇學館大学記念館にて「コロナ禍の一年を振り返って~コロナで得た学びと気づき~」と題し、教員と学生による座談会を行いました。

河野 訓学長に参加いただき、教育開発センター長である齋藤 平教授の進行のもと、コロナ禍での一年を学生と共に振り返りました。座談会に参加した学生は西澤美羽さん(国史4年)・中妻和哉さん(教育3年)・鈴木美結さん(現日1年)の3人。

まず最初にオンライン授業についての感想を学生から話してもらいコロナ禍のなか授業実施に向けた本学の取り組みを齋藤教授が説明するなど、コロナ禍による初めての経験をそれぞれの立場から語り合いました。

学生生活全般では、不安に感じたことや改めて気が付いたことなどが学生から語られ、最後はコロナ終息後にやりたいことなど、たくさんの話を聞くことができました。

座談会の詳細については、次号の学園報87号&K-らいふ167号(5月28日発行予定)に掲載しますので、ぜひご覧ください。

 

CLL活動(学生の地域活動)報告会を開催【3月6日】

2021.03.08(月)

令和3年3月6日(土)本学621教室にて、「伊勢志摩定住自立圏共生学」教育プログラム(※1)の一環である学生の地域課題解決活動「CLL活動(※2)」の活動報告会が行われました。今回は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、発表者のみ621教室で発表を行い、その他の参加者はオンラインを通じての開催となりました。

報告会では、河野学長からの挨拶に続き、齋藤教育開発センター長より活動の成果が報告されました。平成27年には7活動だったCLL活動は年々活動数が増え、今年度は31活動となり、参加学生も50名から259名にまで増加した事などが報告されました。

今年度31活動の中から下記の7活動の報告発表があり、学生たちは5分の持ち時間を使って1年間の成果を発表しました。

①ばりっ子会議から市政への提言プロジェクト:子どもたちが提案したキャラクター「なばりん」の周知。LINEスタンプの作成や商品開発について。

②度会カフェリョクプロジェクト:宇治山田和紅茶の2種類を開発・販売への取り組みについて。

③TMKミライデザインプロジェクト:玉城町でのまちあるきワークショップや模型を作りプロジェクションマッピングで防災を学習。

④「広報いせ」特集記事制作プロジェクト:伊勢市発行の「広報いせ」に学生の目線から新たな特集記事を企画・撮影・取材を経て完成までの取り組   みについて。

⑤農業の魅力発見!南紀みかん援農隊プロジェクト:人手不足解決にむけての援農隊の仕組み作りやみかんを使った商品の開発について。

⑥若者の投票率UP!プロジェクト:若者の投票率の低さを解決するため、アンケートを実施し問題点を取り上げ改善点を考える。

⑦宇治山田駅前賑わい創出事業:伊勢市明倫地区の課題をふまえ、宇治山田駅前のクリスマスイベントの企画・運営について。

以上の7活動の発表の中から最も共感を得た活動に贈られるオーディエンス賞は、「農業の魅力発見!南紀みか

ん援農隊プロジェクト」が受賞しました。

今回、初のオンライン開催となりましたが、会場に来ることができない遠方からの参加もあり、今後の報告会

の新しい形を発見することができたのではないかと思います。

CLL活動は来年度以降も継続されますので今後の地域課題に向けた学生の取り組みに期待したいと思います。

 

※1 皇學館大学 伊勢志摩定住自立圏共生学 教育プログラム

    https://www.kogakkan-u.ac.jp/cooperation/coc/

※2 皇學館大学CLL活動

    https://www.kogakkan-u.ac.jp/cooperation/coc/cll/

 

オンラインでの開催となったCLL活動報告会

オーディエンス賞を受賞した「南紀みかん援農隊プロジェクト」

岡村真衣さん(国文4年)が雑誌に紹介されました

2021.03.04(木)

国文学科4年の岡村真衣さんがディアゴスティーニの『The・Magic』第53号に掲載されました。3歳からマジックを始め、その後の活躍や大学での活動、昨年オープンした伊勢市駅前のマジックバー「マジック妖」のことにも触れる内容となっています。

https://deagostini.jp/MAG/backnumber.php?id=61442&issue=53

紙面記事:ディアゴスティーニ「The・Magic」第53号(DeAGOSTINIディアゴスティーニ・ジャパンより許可を得て掲載しています)

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