キャンパスダイアリー学生生活

教員採用試験合格に向けて支援講座を開講(8月)

2022.09.20(火)

教職支援担当では、教員を志す学生の皆さんの支援として、様々な講座を実施しています。

新型コロナウイルス感染症拡大防止に努めながら、8月は以下の支援講座を実施しました。

 

◆教採2次対策直前講座(4年生)

教員採用試験で多くの学生が1次試験を突破しました。

この度、2次試験で実施される、模擬授業、個人面接、論作文試験、場面対応、実技試験などに向けて、中学・高校は文学部の教員、小学校は教育学部の教員が面接官役となり、実際の採用試験の内容に沿って直前の対策講座を行いました。

 教職支援担当で実施している個人面接や場面対応、集団面接練習、倉志会やつばさで実施している模擬授業練習など、日頃より教師の視点をもって修練に励んできた成果を発揮できるよう支援を行いました。

本学柔道部が国体三重県代表選手を招いての特別練習を実施【9月12日】

2022.09.14(水)

全日本学生柔道体重別選手権大会(10/1~10/2)および全日本学生柔道体重別団体優勝大会(10/15~10/16)を控えた本学柔道部では、令和4年9月12日(月)15時から、リオ・デジャネイロオリンピック銀メダリストで東京オリンピック男子100kg超級5位入賞の原沢久喜選手を含む三重県代表国体選手の土井健史選手、加藤翔弥選手、井上拓茉選手、原田昌寛選手5名を本学柔道場に招き、合同練習を実施した。

全員で約1時間の入念なウォーミングアップのあと、普段通りの練習メニューと試合を想定しての追い込みに全員が取り組み、全日本学生柔道体重別選手権大会の試合に向け士気を高めた。

この貴重な経験を、それぞれが試合や今後の成長に生かしていってもらいたいと、最後に佐藤部長が結ばれた。       

 

国体代表選手の胸を借りて練習をする本学柔道部員

全日本学生柔道体重別団体優勝大会 出場メンバー

中大連携授業の開催について

2022.09.07(水)

本学では学園としてのスケールメリットを生かし、中高大連携授業を積極的に進めています。

今回は中学生を対象に数学・理科・国語の授業を実施。8月25日(木)は中学3年生を対象に、上野祐一助教(教育学部教育学科)による数学の授業を実施。最初に規則性のある足し算を生徒全員で行い、その後、工夫して計算する方法を考え、生徒間で共有。上野先生は「自分で考えて工夫することが、これから数学の学びを深めていくために大切なこと」と生徒たちに話した。「ガウスの考え方」を紹介し、計算を公式化する方法を考え高校で学ぶ数列につながる気づきを得た。授業後半では、トイレットペーパーの巻き数を公式に当てはめ計算する方法を紹介しながら、実際にゼミ生2名がトイレットペーパーの巻き数を計測。プリントだけではなく、実際に目で見て体験することで理解が深まることを実感した。

今後も10月または11月に計4回の授業を行う予定。

 

8月30日には2年生を対象に、澤友美助教(教育学部教育学科)による理科の実験を実施。

テーマは「脊椎動物と無脊椎動物の体液について調べよう」で、澤助教のゼミ生である二宮功至さん(教育4年)が教壇に立ち、脊椎動物と無脊椎動物の違いや、ヒトの体液の組織やなぜ血液が赤いのかを生徒に問いかけながら授業を進めて行きました。脊椎動物の例として、生きたフナを使用し、尾びれの血流を顕微鏡で観察。大学生が顕微鏡の調節の仕方などをサポートすることで、短い時間でも生徒全員が血液の流れを確認することができました。その後、教科書の発展的内容として、アワヨトウ(蛾の幼虫)を使って無脊椎動物の体液を観察。生徒一人ひとりが準備されたアワヨトウを手に取り、体液を摂取。顕微鏡で観察し、昆虫の体液には赤血球がなく、白血球のみであることを確認し、赤血球がない理由や呼吸方法について学んでいました。

最後まで堂々と授業を進めた二宮さんは、脊椎動物と無脊椎動物の相違点、共通点をまとめ、授業の振り返りを行い、ヒトと昆虫の共通点を研究すると、ヒトに役立つ大発見ができるかもしれないと生徒に語り授業を終えました。

 

9月6日(2年生)・7日(3年生)・8日(1年生)には文学部 上小倉一志教授による書道の授業を大学の書道教室で実施。7日の3年生の授業では、最初に、基本的なことではあるが意外と知らなかった墨汁の量や筆の使い方などを上小倉先生が説明。行書で「創造」という文字を書くためのポイントの説明を聞いたのち、用意した半紙に手本を見ながら一画一画丁寧に文字を書いた。その後、全員が上小倉先生から添削をしてもらったが、皆よく書けており、中には3重、4重丸をいただいた生徒もいた。

添削後の最後の1枚を書き上げる頃には、見事なバランスで堂々とした文字を参加した生徒全員が書けるようになっていた。

 

神道学会「岐阜モスク」見学会を実施

2022.09.01(木)

神道学科の学生・教員で構成される神道学会では、3年次開講科目「世界宗教史」(担当、中山千里非常勤講師)との共催で8月4日にイスラム教の岐阜モスクを訪問しました。参加者は国史、国文、コミュニケーション、神道の各学科1年生から4年生の31名に教員4名(神道学科松本主任、中山教授、新田助手、中山講師)、計35名。

 一行は14時半に岐阜モスクに到着し、モスクのイマーム(指導者)であるオバリ師からイスラームの教えとモスクの建築について懇切な案内と説明を頂いてから、夕方4時からの礼拝の様子を見学させて頂きました。

 学生たちはイスラームの信仰の現場を踏み、イマームの説明やモスクの建築、初めて耳にするアラビア語の祈りを通じ、授業での学びを体得するとともに、神道や他宗教との相違に思いをはせるなど、強い知的刺激に満ちた時間を堪能しました。

※今回のモスク見学会に際しては、名古屋モスクのクレシ サラ好美氏、岐阜モスクのイマームのオバリ師に大変お世話になりました。謹んで御礼申し上げます。

 

岐阜モスク

モスクを見学する学生たち

オバリ師より説明を聞く学生たち

モスクでの記念撮影

皇學館中学校で総合学習「SDGs講演会」を実施

2022.08.25(木)

令和4年8月23日(火)、皇學館中学校において全生徒対象の総合学習「SDGs講演会」が実施された。

講師は皇學館大学教育学部の萩原浩司助教。次世代を担う子どもたちにSDGs(持続可能な開発目標)達成に向けた視野や知識を養わせることを目的とする「中大連携」の取り組みで、萩原助教のゼミ生11名もサポート役で参加。1年生が2限目(9:45~10:35)の時間帯でSDGsの基礎知識を学んだあと、2・3年生が3・4時間目(10:45~12:35)に、一人一台のタブレット端末を使いグループワークを行った。2・3年生は既に1年生次にSDGsの基礎知識を学んでおり、萩原助教の説明を聞いた後、10グループに分かれて校内を散策しSDGsにつながるものを探し撮影、「SDGsカード」を作成した。こうしてSDGsについて理解を深めるとともに、各自がSDGsに向け取り組むべきことを考え、講演会の最後には各班の代表者が発表を行った。

中大連携によるこうした取り組みは、同法人に中学校・高等学校・大学を擁する本学ならではのものであり、将来教職をめざす大学生にとってもよい経験になったと思われる。

 

SDGsについてわかりやすく解説する萩原先生

大学生と一緒に校内のSDGsを探す

見つけたSDGsの取組についてグループで話し合う

発表にむけてSDGsカードの作成

記事検索

月別一覧