2025.01.15(水)
アジア生物学教育協議会にて「Best Presentation」を受賞!
2021.02.09(火)
「皇學館大学ふるさと講座」は、名張市との連携協定により平成23年度から行っています。今年度2回目の担当講師は、齋藤平教授(文学部国文学科)です。演題は「名張の言葉~名張市史の調査から~」。
普段食す魚・肉・いもといった総称や味の表現方法など、この地域の方々が使う、産業や場面と結びついた言葉に触れ、また、SNSを使って、「#名張言葉」「#名張弁」をキーワードに集めた方言も紹介しました。
「2035年に方言は消滅する、との見解もあり、地域の多様性がなくなる心配はあるが、食い止めることは難しい。方言は尊重すべきであるとして学校教育でも取り入れることとなったが、そういった義務的ではなく、普段使っている言葉を使い続けていくことが “方言(言葉の地域性)” を残すことになる」との考えを述べました。
次年度の「皇學館大学ふるさと講座」は、日時、演題等が決まり次第、本学ホームページなどでご案内いたします。
新型コロナウイルス感染症対策として、以下のとおり徹底しました。
・検温・手指消毒の実施、マスクの着用
・会場内の消毒、換気、広めに席を配置
2020.12.28(月)
令和2年12月26日(土)、『伊勢市バリアフリー観光マップ完成報告会』が、三重交通G スポーツの杜 伊勢で行われました。
CLL活動「東京オリパラに向けた内宮・外宮周辺のバリアフリーマップ制作」として、本学学生も参加しています。
内閣府官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局共生社会ホウトタウン事業により、伊勢市はラオス人民民主共和国のパラリンピック陸上選手を受け入れる「共生社会ホウトタウン」となっており、「ユニバーサルデザインの街づくり」の一環として、東京パラリンピック開催を契機とした一層のバリアフリー観光の推進を目指しています。
完成報告会では、これまでの活動の経緯が紹介されました。
伊勢市の観光拠点である①内宮周辺おはらい町・おかげ横丁、②外宮参道の2エリアにおける「バリアフリーマップ」の作成は、今までの観光マップの内容や情報発信方法の見直しとともに、障がいをお持ちの方や地元の住民、大学生や小学生などのさまざまな視点を取り入れ検討を行いました。
7月に内宮前周辺、8月には外宮周辺のまち歩きワークショップを行い、マップにバリヤフリー情報として入れるべき事柄を選び、意見交換ののち、マップが完成したとの報告がありました。
また、視覚障がい者への情報提供では、紙ベースのマップに代わる案内ツールとして、リモートアシストを導入し、実証実験の成果発表も行われました。リモートアシストとは、ウェブカメラによる遠隔支援システムで、紙のマップでは視覚障がい者の方々には情報として届かないため、新しい案内方法の可能性として提案されたものです。
視覚障がい者の方に小型カメラを装着してもらい、カメラが映す情報をオペレーション側が言葉にして伝え、商品の解説や価格などを伝えるというもの。マイクで会話が可能なので、質問等に答えることもできます。
実証実験では、ネットの環境により音声や画像が途絶えたりする問題もありましたが、実際に体験した視覚障がい者の方からは、「自分の好きな場所に行けるので、わくわくした。」や「行動範囲が広くなった。」「気兼ねなく質問できて楽しかった」との意見がありました。サポートした学生からは「視覚障がい者の方が歩くのが早くて驚いた。その分、サポートする側も注意して行う必要がある」「声が聞こえなくなると不安になるので、声のサポートの重要性がわかった」との感想が報告されました。
後半では、ラオスのパラリンピック出場をめざす陸上選手たちともオンラインでつながり、ラオスの紹介や2019年に伊勢市に来日した時の様子が伝えられました。
質疑応答や意見交換などラオスの選手と交流し、ラオス選手に向けた応援動画も紹介され、終始和やかな雰囲気で報告会を終了しました。
今回作成されたバリアフリーマップは、2月以降、伊勢市観光案内所(5カ所)等で配付開始の予定となっています。
2020.12.23(水)
本学国文学科3年生の市川桃子さんが、12月19日・20日に開催された「大学ビブリオバトル・オンライン大会2020」に出場し、見事優秀賞を獲得しました。
https://univ-online.bibliobattle.jp/result
ビブリオバトルの全国大会は、平成22年度より東京・京都・大阪などを会場として実施されており、本年は「全国大学ビブリオバトル2020」を京都大学で実施する予定でした。
しかし、あいにくのコロナウイルス感染症の影響によって中止となってしまい、代替となるオンライン(Zoomウェビナー及びYouTubeライブ)による大会開催となりました。
市川さんは赤瀬川原平著『新解さんの謎』を紹介して予選と準決勝を勝ち抜き、全国から勝ち抜いた5人のうちのひとりとして決勝の舞台に登場しました。
『新解さん』とは、『新明解国語辞典』について書かれており、この辞書は他にはない独特な内容になっているようで、普段使うことがないであろう物の数え方や、言葉の用例が小説のような書き出しになっていたりと、市川さんが紹介している『新解さんの謎』は、思わずクスッと笑ってしまうものばかりで、読んでみたいと思わせる内容となっています。
残念ながら決勝ではチャンプ本を獲得できませんでしたが、大学生のビブリオバトル全国大会に毎年出場している本学としても、決勝戦まで駒を進めたのは初めてのことであり、全国のベスト5に残って優秀賞を獲得したという結果は快挙となります。
以下のURLより、当日の動画アーカイブが視聴できます。ぜひご覧ください。
決勝戦の様子(1:12:42〜)
https://youtu.be/v2388mHaA40?t=4362
準決勝の様子(7:51:00〜)
https://youtu.be/5iu23oyzN84?t=28260
なお、決勝戦には本学国文学科の岡野(裕)准教授も、ビブリオバトル普及委員会代表理事としてゲスト出演をしております。
2020.12.18(金)
12月にシンフォニアテクノロジー響ホール伊勢で開催された、本学書道部の作品展「潜(せん)志(し)展」において出品された学生の作品は、すべて学生達の手作業による表装を行っていました。
そこで今回、書道部員による表装作業の様子を取材しました。
表装作業について説明、実演してくれたのは、小掠雄大さん(国文2)、稲垣幸那さん(神道3)、金屋香穂(国文3)さん、杉山理花さん(国文2)の4名です。
小掠雄大さんが中心となり、プロの表具屋から表具の仕方を習い、自分たちが部室で行えるよう、裏打ちの際に防水スプレーを使うなど改良と工夫を加えたとのことです。
軸装なども、ホームセンターなどで材料を用意し、両面テープを駆使するなどすることで、乾燥に日数は要するものの、作業そのものは30分ほどで完了できるとのことです。
今回の作品展の出品作は、二八と呼ばれる大作がほとんどで、特に裏打ち作業は慎重に行う必要があり難しいとのことですが、練習して技術を磨き、機械等は使わずすべて自分たちで作業を完了したそうです。
部員のひとりは、「心が落ち着かない時も、無心になれる」のが書道の魅力と語ってくれました。
2020.12.14(月)
令和2年12月11日(金)14時より高田高等学校(津市)において、高田高等学校と高大連携に関する協定を締結しました。この協定は、相互の教育に係る交流・連携を通じて、高校生の視野を広げ、進路に対する意識や学習意欲を高めるとともに、大学の求める学生像及び教育内容への理解を深め、かつ高校教育・大学教育の活性化を図るために、下記のとおり協定を締結しました。
記
1.協定名称
高田高等学校と皇學館大学との高大連携に関する協定書
2.連携項目
(1)大学教員による高校への出張講義に関する事項
(2)指定校推薦入試等に関する事項
(3)大学の各種公開講座への聴講生の受入れに関する事項
(4)双方の教育課程・教育内容・教育方法等に関する意見交換に関する事項
(5)その他、双方が協議し同意した事項
新着一覧
記事検索
月別一覧