2025.01.15(水)
アジア生物学教育協議会にて「Best Presentation」を受賞!
2019.11.07(木)
本学精華寮寮長 渡部年晴先生による寮主催教育講演会を開催しました。渡部寮長は、愛媛県の社家出身。「坊ちゃん」や「坂の上の雲」で有名な県立松山東高校を経て、本学国史学科を卒業(第9期)。海上自衛隊潜水艦の艦長や各種部隊の第一線において指揮官を務めた経験をもとに、「部下の命を預かるとは(良き指揮官(リーダー)等になるために)」と題し、精華寮および貞明寮寮生のほか、一般学生、教職員あわせて約120名を前に話しました。
講演の中で渡部寮長は、「組織はトップで決まる。部下を思いやり、やる気を引き出すのが指揮官の役割である。部下の心を掴むことができれば、全体の士気は上がり、チームワーク等総合力につながる。」「トップは、その場その場で情勢をどう判断し対応するかが重要。判断を誤れば、重大な事故にもつながりかねない。あらゆる可能性を想定し、状況に応じて的確に判断できる能力が必要である。」と話しました。
また、訓練中の事故で潜水艇が沈没し、部下13名とともに殉職された佐久間勉海軍大尉の史実も紹介。有毒ガスが蔓延し、死の恐怖が迫る状況下で、全員が持ち場を守ったまま絶命したこと、また、その状況下で佐久間艇長が残された39枚約1000字に渡る遺書の内容は全世界に深い感動を与えたと解説。最後まで冷静沈着で国家や部下を思いやる佐久間艇長の行動は、日本人の誇りであり、学生諸君も模範として欲しいと話しました。
最後に、社会が求めるリーダーの人間性として、1.誠実さ、2.素直さ、3.謙虚さ、4.自己犠牲を挙げました。その上で、さらなる勉学に励み、知識や見識を身に付け、正しい状況判断ができる人間になること及び敬神の念も忘れないことを話し、これから社会に出る学生達に向けエールを送りました。
参加した学生は、「海上自衛隊も寮も集団生活という面では同じであり、それらの組織を成り立たせるためには、相手を思いやる気持ちと自分の言動に責任を持つことが重要であると痛感した。組織の一員として自分ができること、日本人だからこその思いやりや相手を敬う心を忘れず、人間性の向上に努めて行きたい。」「佐久間大尉の話を今回初めて知った。自分は教員志望であるが、この話を教員になる前に聞けて本当に良かった。教員になったら、ぜひ道徳の授業で取り上げ生徒に広めたい。」「寮長先生の部下への強い愛情とリーダーとしての責任感に感銘を受けた。小学校教員をめざすうえで、人間性がとても重要となるため、お教え頂いた精神を大切にし、今後の大学生活を過ごしたい。また苦しいことがあっても逃げずに立ち向かい、自分自身を成長させるよう努力したい。」と話しました。
2019.11.05(火)
11月2日(土)、ふみくら倶楽部が「ブックピクニック2019」を、多気町立勢和図書館にて開催しました。
少女まんが館TAKI1735とも連携し、昨年に続き2回目となるこのイベントは、「本と出会い、本を語る、人と出会い、人とつながる里山のブックフェス」をコンセプトとして開催しているもので、三重県内のさまざまな新刊書店・古本屋・ブックカフェなどが集まりました。
本の展示や図書館員によるブックトーク、飲食ブースの出店、バンドによる演奏など、本と食/本と音楽の組み合わせも楽しんでいただけました。
もともとは10月12日(土)に開催を予定していましたが、台風19号の影響で延期となっていました。
当日は風もなく、快晴の天候に恵まれ、多くの来場者にお越しいただけました。
ふみくら倶楽部のメンバーによる選書・展示も行い、来場者に関心を持っていただきました。
また、ふみくら倶楽部の部長・岡村真衣さん(国文学科3年)は、「手品×本」をテーマとして得意のマジックを披露しました。
多くの人たちから、本と出会い、本についてゆっくりと語り合う時間ができたという感想をいただきました。
ブックピクニック2019
https://miebookpicnic.wixsite.com/2019
※「ブックピクニック2019」は、令和元年度皇學館大学チャレンジプロジェクトの一環として実施しました。
2019.11.01(金)
10月27日(日)、ふみくら倶楽部が毎年恒例の「第5回伊勢河崎一箱古本市」を、河崎商人市と同日に開催しました。
今年で5回目となるこのイベントは、伊勢市内や三重県内のみならず、県外からも出店者が集まるなど、年を追うごとに注目されるようになりました。
穏やかな天候に恵まれ、20店の出店者が持ち寄った古本を求めて、多くの来場者にお越しいただきました。
多くの人たちが本を通じた交流を行い、あちこちで対話が生まれる機会となりました。
来場者からは、「毎年楽しみにしていますが、今年もステキな本に出会えました」「ぜひ来年も続けて開催してください」という感想も寄せられました。
伊勢河崎一箱古本市
https://sites.google.com/site/hitohakoise/
※「第5回伊勢河崎一箱古本市」は、令和元年度皇學館大学チャレンジプロジェクトの一環として実施しました。
2019.11.01(金)
本学の海外インターンシップには、クローバー電子株式会社(本社:三重県伊勢市)のご協力による『マレーシアプログラム』と、第三銀行(本社:三重県松阪市)と本学との連携協定による『中国プログラム』の2種類があります。どちらも8月の中旬から下旬にかけて現地を訪問しており、その成果報告会を倉陵祭(皇學館大学の大学祭)期間中の10月26日(土)に2部構成で実施しました。
第1部として『マレーシアプログラム』の参加学生3人から報告を行いました。冒頭、指導担当の遠藤司准教授(現代日本社会学部現代日本社会学科)が本プログラムで経験して身につけるべきことを改めて説明し、それを受けての報告は相当のプレッシャーがあるように思われましたが、3人とも自信をもって堂々と報告し、見事にプレッシャーをはねのけていました。その後の質疑においてもしっかりと受け答えをしており、その姿は「頼もしい」の一言に尽きました。
第2部の『中国プログラム』は企業訪問が中心となりますが、マーケティング課題への取り組みとその報告も特色となっており、参加した3名の報告は、実地での調査以外にも事前事後の準備にしっかりと取り組んだことがうかがえる内容となっていました。引率指導担当の張磊教授(文学部コミュニケーション学科)や第三銀行の担当者さまから講評をいただき、経験に裏打ちされる学びが深まるとともに今後の励みになったことと思われます。
なお、本プログラムは、昨年度まで2月下旬に中国を訪問していましたが、今年度から半年前倒ししてマレーシアと同じ8月に行い、成果報告会も同時に行うことで、それぞれの学生の経験や学びをより深化させる狙いがありました。2部構成で長時間に渡ったものの、充実した時間であったようです。
報告会には参加学生の親御さまやゼミの指導教員も参加しており、成長と頼もしさを垣間見られたのではと思います。また、同時間帯にはオープンキャンパスも実施しており、高校生やその保護者の方など、これまでになく多くの方々に聞いていただくことができました。
たくさんの経験を積み、新しい人たちと出会い、そしてそれぞれの新たな一歩を踏み出す機会になったのだろうと感じつつ、今年度の海外インターンシップは幕を閉じました。
クローバー電子株式会社
三重県伊勢市小俣町明野306-1
https://clover-electronics.com/
株式会社第三銀行
三重県松阪市京町510
https://www.daisanbank.co.jp/
2019.10.30(水)
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