キャンパスダイアリー学生生活

榊プロジェクトを始めました!

2024.06.24(月)

「自分たちのご奉仕する神事の榊は自分たちで育てよう」をコンセプトに、このたび神道学科では榊プロジェクトを始動しました!

6月13日は、スタートアップとしてプロジェクトのアドバイザーをご依頼している里山zero-baseの西野文貴さんと、第二のふるさと創生協会の高橋知明さんをお招きして、鉢上げ&学内の森観察ワークショップと、記念講演を開催しました。

神職を志す学生として、身近な植生から「鎮守の森」を知るとともに、自らが鉢上げした苗を育てながら、体験的な理解を目指します。

神宮の森を仰ぎつつ、伊勢志摩だからこその祈りの本質を学びあいます。

 

ドキュメンタリー・ビデオが完成しました。Documentary Video Completed!

2024.06.20(木)

共同制作によるドキュメンタリー・ビデオの完成をお知らせします。「イギリスと日本におけるパフォーマンス、記憶、文化遺産」と題した学術交流プロジェクトが2019年から2023年までの期間で展開されました。このプロジェクトの完了を記念し、研究活動を記録したドキュメンタリー・ビデオを作成しました。ご覧になるには、以下のリンクをクリックしてください。

We are pleased to announce the completion of a collaborative video documentary. The “Performance, Memory and Cultural Heritage in the UK and Japan” lasted from 2019 to 2023. Follow the link below to view a video documentary that was commissioned to mark the completion of the project and serve as a record of the research activities.

 https://youtu.be/g-AzwomSJok

 

プロジェクトの概要 Project Outline

このプロジェクトは、イギリスと日本のパフォーマンス文化の比較に焦点を当て、実践と研究の一体化と現地に特有な研究手法において新たな視点を開拓しました。プロジェクト関係者は「パフォーマンス」を幅広い意味で捉え、演劇的なパフォーマンスだけでなく、その枠組みにとらわれない文化的なパフォーマンスの形態や、前近代と近代の文脈における儀式化されたパフォーマンスにも注目しました。

 プロジェクトは伝達、信仰、空間、ジェンダーという4つの主要テーマを中心に研究を行いました。

 これらのテーマは、前近代の日本とイギリスにおけるパフォーマンス文化と伝統の親和性に基づいて選ばれました。

- シェークスピアの演劇や神道の儀式など、様々なパフォーマンス形態における口承や文字による記録、または実演による伝承

- 宗教的アイデンティティと儀式の再認識

- 現地の特有な空間で行われるパフォーマンスと移動可能なパフォーマンス作品

- ジェンダー・パフォーマティヴィティ(演者の男装もしくは女装)に関連した問題が取り上げられました。

 研究者たちは、皇學館大学、ケント大学、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院でのワークショップを通じてこれらのテーマについて探求し(現場やオンライン・ディスプレイによる)、体験を通して現代の文化遺産における実践と伝統の役割を研究しました。

 

   The project’s comparative focus on UK and Japanese performance cultures and its practice-as-research, site-specific methodology broke new ground. Those involved conceived of ‘performance’ broadly, giving due consideration not only to theatrical performances such as plays but also to other forms of cultural performativity and ritualized performance in both a premodern and modern context. They conducted research around four key themes: (1) transmission, (2) faith, (3) space, and (4) gender. These themes were selected based on affinities between pre-modern Japanese and UK performance practices and traditions:

 

• the transmission of plays (Shakespeare), rituals (Shinto), and other performances orally, textually, and experientially.

• the interrogation of religious identity and ritual.

• site-specific performance spaces and moveable performance pieces.

• issues related to gender performativity (cross-dressed performers) and construction.

 

The scholars involved explored these themes through workshops at Kogakkan University (Japan), University of Kent (UK), and SOAS (UK). They used their experiences (on-site and via online display) to study the role of practices and traditions in contemporary cultural heritage.

 

謝辞 Acknowledgments 

 

プロジェクトの資金:経済社会研究会議(ESRC:Economic and Social Research Council)と芸術・人文科学研究会議(AHRC:Arts&Humanities Research Council)のコネクション・コール 

Funding for this project was generously awarded by: ESRC-AHRC UK-Japan SSH Connections Call 

 

With thanks to: 

 

<JAPAN>

1. Asanuma Sōhaku 淺沼宗博

2. Fukatsu Mutsuo 深津睦夫

3. Iwasaki Masaya 岩崎正彌

4. Christopher Mayo メイヨー・クリストファー

5. Hiraishi Gaku 平石岳

6. Kobayashi Kaoru 小林郁

7. Miyake Katsumasa 三宅勝正

8. Murase Ukyō 村瀬右京

9. Nakagawa Terumasa 中川照将

10. Okano Tomohiko 岡野友彦

11. Okuno Masako 奥野昌子

12. Sano Masato 佐野真人

13. Seko Megumi 瀬古恵

14. Urano Ayako 浦野綾子

15. Urita Michiko 瓜田理子

16. Kogakkan University 皇學館大学

 

<UK>

1. Jonathan Carey 

2. Sarah Dustagheer 

3. Graeme Earl 

4. Nancy Gaffield 

5. Maxwell Howells 

6. Claire James 

7. Manuel Jimenez 

8. Rory Loughnane

9. Dominika Kubicz-Macauley 

10. Ryan Perry  

11. Catherine Richardson

12. Amy Sackville

13. Riko Sherratt 

14. David Stirrup 

15. Kazumi Taguchi  

16. Angela Websdale 

17. Rob Whiteing 

18. Nicole Willson 

19. Clare Wright

20. University of Kent 

21. SOAS, London

 

三重県立飯南高等学校 大学見学会【6月18日】

2024.06.19(水)

 飯南高等学校1年生の皆様(33人)が、大学見学のため来学されました。

 
 当日は、お天気に恵まれず、雨天のキャンパスツアーとなりましたが、
グラウンド、記念館、体育館、7号館個人研究室を、ご見学いただきました。
大学教員が一人一部屋、個人研究室を持っているということに、特に関心を
持っていいただけたようでした。


  スケジュール

10:40~11:00  大学説明
11:00~11:20  図書館ツアー
11:20~12:00  昼食(於:学生食堂)
12:00~12:30  キャンパスツアー
12:30~13:20  模擬講義 
           「日本の近代文学を作る人・届ける人・読む人」
                      国文学科准教授 岡野裕行            
13:30  ご出発

 
 ご来学いただきました皆さま、ありがとうございました。

 このように本学では、大学見学を受け入れております。
 ご興味ご関心のある方は、下記宛、お問い合わせください。

  
  
  お問い合わせ先

   〒516-8555
   三重県伊勢市神田久志本町1704番地
    皇學館大学 学生支援部 入試担当
  
   TEL  : 0596-22-6316
   FAX  : 0596-22-6378
   E-mail: nyusi@kogakkan-u.ac.jp

キャンパスツアー
模擬講義

6月1日 雅楽部 斎王まつりご奉仕

2024.06.17(月)

雅楽部が令和6年の斎王まつりもお手伝い申し上げました。

お聞きしたところ20数年ぶりに竹神社前での斎王の拝礼も復活されたとのこと。

見ごたえのある群行に奏楽を添えることができたのは光栄です。

沿道から「皇學館大学ですか?」とか「その楽器の名前は?」などとお声かけもいただき部員もやりがいを感じました。

関係者の皆様に感謝申し上げます。ひきつづき稽古精進いたします。

5月11日 神都の祈り御田植祭ご奉仕

2024.06.17(月)

産学官連携日本酒プロジェクトによる9回目のお田植えが執り行われました。

令和6年も豊かな実りを祈念して神道学科有志と、雅楽部・祭式研究部でご奉仕しました。

祭典はもちろん、田んぼに入って、野上がりをおかわりしながら、厳かにも笑顔あふれるお祭りとなりました。

貴重な学びの場を継続して提供いただいている関係者の皆さまへ感謝いたします。

引き続き、神道学科では伊勢志摩でしかできない祈ることの本質を学んで参ります。

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