キャンパスダイアリー学生生活

奈良県天理市柳本町100周年記念展に学生が参加

2024.02.26(月)

奈良県天理市柳本町は大正12年(1923)に町制が施行され、このたび100周年を迎えました。それを記念して、町内に保存されている古文書や甲冑、古民具などを陳列する記念展「柳本まほろば展」が2月22日(木)から25日(日)まで開催されました。柳本町には崇神天皇陵や黒塚古墳が所在するほか、江戸時代の柳本藩(織田家)の中心地だったことから様々な歴史的資料が残されています。

国史学科の長谷川怜准教授が展示全般に関わり、昨年から柳本町の方々と相談しながら企画を進めてきました。

資料解説の一部を赤堀寛弥(神道2年)・武藤寛誠(国史2年)が執筆し、展示設営は奥野侑里・間柄詩織(国史2年)が担当しました。

いずれも学芸員課程を履修する学生たちで、これまでにも橿原神宮宝物館の展示に参加した経験があることから手際よく作業を進めていました。

展示には785名が来場し、天理市長や天理市の議員なども見学に訪れました。

今後も本学の学芸員課程の学生たちは三重県内に留まらず、奈良県や岐阜県、東京都など各地で開かれる様々な展示に参加していく予定です。

 

神明神社での八雲琴奉奏【2月11日】

2024.02.21(水)

神道学会八雲琴研究部会は、神社神道の祭典楽である八雲琴(二絃琴)の継承を通じて、地域神社での奏楽をめざしています。

令和5年度は、八雲琴伝承の会のご指導のもと、月一回のお稽古と、自主研鑽を10名の神道学科学生が重ねてまいりました。

その成果を2月3日に祭式教室と、2月11日に鳥羽市相差の神明神社のご神前にてご奉仕いたしました。

神明神社では、大年寄衆をはじめ氏子総代の皆様が参列される中、緊張しましたが無事に納めることができました。

ひきつづき、精進して参ります。

「刀剣の取扱い講習」を開催【2月8日】

2024.02.09(金)

令和6年2月8日、長谷川怜准教授(国史学科)が、「刀剣の取扱い講習」を学芸員・神職志望者を対象に開催。

この講習が開かれた経緯として、長谷川准教授の講義内で「刀剣の取扱い」について解説したところ、是非実際に体験したいと学生からの要望があり実現しました。

講習は同日3回(10時・13時・15時)行われ、それぞれ学生が参加しました。1回目の講習には11名が参加。はじめに現在、橿原神宮宝物館で開催されている「特別展 橿原神宮の奉納刀」について解説しました。この特別展は長谷川准教授が企画したもので、以前行った展示の課題から現在の展示にいたるまでの過程や概要について話をしました。

次に、刀剣の扱い方について注意点を細かく説明したのち、実際に刀剣を手に取り、刀の抜き方、刃の手入れ、分解の仕方、元の状態に戻すまでを丁寧に解説し、学生たちは1つ1つの動作を確認しながら真剣に聞き入っていました。今回の講習には9振の刀剣を用意し、学生がそれぞれ順番に手入れを体験。初めて手にする刀剣に、最初は恐る恐る触れていましたが、学生同士の声掛けや長谷川准教授のアドバイスを受け、刀剣の取扱いを体験していました。

こうした史料の取扱い講座は来年度も実施するほか、オープンキャンパスでも開講の予定です。

 

1月17日 就職ガイダンス⑭最終回(「就活準備の総まとめ」)開催

2024.01.31(水)

3年生対象の就職ガイダンスも14回目の「就活準備の総まとめ」(1月17日)が最終回となりました。いよいよ3月から本格化する就職活動に向けて「今やるべき事・できる事」をテーマとして就職活動において大切なことを総括的に復習・確認をしました。

年々変化する就活環境について、就活スケジュールや公務員と一般企業の両立について確認をした後、今やるべき事、できる事について大きく4つを説明しました。その中で、業界や企業について理解を深めるために合同企業説明会を活用して効率的に仕事研究をする必要性を学びました。説明会で気をつけることや身だしなみ、マナーについても復習をし、合同説明会を有益にするためのポイントや一工夫のレクチャーも受けました。

今年度計14回にわたり実施してきた就職ガイダンスで学んだことを活かして、学生達は就職活動に立ち向かっていきます。

学内業界・企業研究会開催【就職担当】

2024.01.13(土)

株式会社百五銀行ならびに株式会社三十三総研共催の学内業界・企業研究会を11月18日から12月9日までの毎週土曜日に計4回実施しました。三重県内を中心に合計44社の企業にご協力いただきました。学生は3年生を中心に、のべ約280名の学生が参加しました。本研究会は冒頭に、参加全企業によるプレゼンテーションがあり、その後、最大4社の説明に参加する形で実施しました。

学生からは、企業の話を聞いて当初のイメージとは違う部分を発見できた、営業職のハードルが下がった、地域に根差した活動に惹かれたなどの意見があり、参加したからこそ得られた情報が多くありました。

この機会を通して、幅広い業界・業種の企業説明を聞くことができ、学生は自身の視野や選択肢を広げることができました。今後は各個人で業界・企業研究を進めて、さらに就職活動の幅を広げていくことが期待されます。

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